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音楽や小説など

適応障害と診断されまして… vol.48

適応障害と診断されて103日目(1月25日)の夕方にこの記事を書き始めています。

 

前回

eishiminato.hatenablog.com

 

少しずつ復職に向けて、体調や生活習慣、自分の思考パターンや行動パターンのアップデートを図っています。そんな中、今日は1日色んなことを休みました。

 

[:contents]

 

昨日は色々と寮室の中にいながらも、能動的な1日であったように思います。そして、そんな昨日の夜中に悪夢を見て、そこから眠れず、一旦寝ても悪夢にうなされてかなり疲弊感のある今日を過ごしました。原因についてはちょっと調べたらわかったので、それらについても書いていきましょう。

 

1.適応障害と診断されて102日目~創作・掃除・保険・投資~

日曜日でしたがこの日も5時半ごろには起きることができました。とりあえず自己肯定感を高めるために、自分を褒めてあげることに。まぁ、褒めたところで何か報酬が貰えるわけでもないんですけれどね(笑)。

ただ、日曜ですし、無理に体を目覚めさせることはせず、ここ数日の間では比較的ゆっくりとした朝を過ごしました。よく眠れているようで、やはり夜中には何度も夢を見つつ目を覚ましそうになっており、それでちょっと寝起きに疲れが出ているという自覚もありました。

そうは言っても、起きてしまった以上はやはり楽しく過ごしたいので、ちょっと創作物を書いたりして数時間を過ごしました。ハロプロの企画で「君に伝えたい物語」という朗読用作品応募企画があったので、それに投稿してみる用の創作物です。何か具体的な目標に向かってものを書くというのは非常に久しぶりだったので、なかなか楽しい時間でした。この記事を書いている段階ではまだ推敲が済んでいないので、これからまた少し時間をかけてまとめていきたいと思います。

 

そのようにして、久しぶりの創作の時間を過ごした後は、お薬を貰いに寮を出ます。前にも一度ありましたが、昨日は薬局が混んでいたので処方箋とお薬手帳だけ預けて、今日受け取るようにしていたのです。

前回の記事にも書いた通り、この間まで私は「メイラックス」、「サインバルタ」、「スルピリド」という3種類のお薬を貰っていましたが、今回からは「メイラックス」だけになります。ベンゾジアゼピン系のお薬で、交感神経を抑制するような効果があります。交感神経は良くも悪くも心身を活動的にする側の役割なので、特に私のようにすぐに刺激に反応して臨戦態勢を取ってしまうような症状の人には効果的なお薬です。まぁ、その「メイラックス」も、何だか適応障害が治って来ているという実感があるので、ここ数日間は飲むのをやめているんですけれどね(これが問題であることに翌朝気がつきます)。

 

薬局に行った後、昼食を近くの「はなまるうどん」で食べて、少しだけ本屋に寄って寮に帰ることにします。雨も降っていたし、散歩する気分にはなれませんでした。ちなみに、本屋では「四畳半神話大系」の文庫版を購入しました。ちょうど薬局に行く途中の電車でアニメの最終回を観た後で、ふらっと訪れた書店に平積みされていたらついつい買ってしまいますよね。作者は森見登美彦さんという人で、ちょっと前に観た「ペンギンハイウェイ」も書かれているのだと初めて知りました。

 

寮に戻ってからは、これまで何度も行った医者の領収書などの整理をしました。何と言うか、ずっと適当にまとめて放置していたのですが、一応保険にも入っていたので何らかの補償が受けられるなら…という感じですね。本当は保険に入るつもりなんてなかったんですけれど、会社から半強制的に入れさせられたので、毎月給料から天引きされる保険料に「うーん」と思っていた分、「ここで取り返してやろう」と思い立ったわけです。

が、これまで保険のことなんてほぼ無視していたので、自分がどんな保険に入っていて、どのような補償が受けられるのかもわかりません。そしてそれを調べようと思っても、手元には自分が加入している保険に関する資料なんて何も残っていません。ネットで調べたら「加入者票」のようなものが必要とのことだったのですが、その「加入者票」すらもうどこにあるのかわかりません。多分、引っ越しの時にまとめて「いらないと思われる書類」を処分したので、そのときに捨ててしまったのだと思います…

とりあえず、保険会社にお問い合わせのメールを送りました。病気になって、休職したけれど何らかの補償は受けられるのか。そして、私はいったいどんな保険に入っているのか。加入者票、無いんですけど…という感じですね(笑)。いやぁ、ふがいない。

ただ、こんな風に今まで無視していた物事とも向き合うというのもなかなか面白いものだと感じました。

これまでは「死んだ時に両親にちょっとくらいお金が入れば良いかな」くらいに思っていたのですが、これからはちゃんと自分がどういう保険に入っているのかきちんと把握しておきたいと思い直しました。一応、しっかり生きていくつもりなのですから。

 

保険に関してあれこれとやる過程で、加入者票を探していたのですが、そうやって探し物をしていると、何だか部屋を片付けたくなりますよね。

引っ越しをしてからもほぼ放置していた段ボール箱があったのですが、この中身を寮室に備え付けの収納スペースにきちんと振り分けました。2度目の首吊り失敗のときに、落下の衝撃で段ボールは大きく破損しており、しかも剥がれた壁の破片とかがたくさん入り混じっていたので、それらのお掃除も進めます。

これまでの収納も見直し、結果2時間近く部屋の掃除をしていたと思います。おかげで今はだいぶ片付いた印象の部屋になりました。いずれ、寮長に部屋の物干し竿をぶっ壊したことを告白し、修理してもらわなければいけないので、それに向けても一歩目を踏み出すことができます。流石に汚い部屋に他人を入れたくはありませんので(笑)。

 

掃除をした後には、最近ちょっとずつ勉強している「投資」について色々と動画を観たりして勉強しました。まぁ、主に中田敦彦YouTube大学での勉強なんですけれどね。

先月始めたFXについては、ちょくちょくやってはいたのですが、やればやるほどにギャンブルだということがわかってきました。一応、色々とテクニカル分析と呼ばれるものの知識もちょっとずつ付けて、グラフの読み方などがわかるようになってきたのですけれど、どうも外国為替の値動きというのはランダム過ぎて予測が難しいです。

パターン通りになることもあれば、パターンと逆になることもあるし、そもそもパターンを見抜くのも今の私にはままなりません。売買時の値段の差分(=スプレッド)というものがあり、それは実質FXを扱う会社に対する手数料になるのですが、これがある以上、胴元のテラ銭を払い続けることになるのでなかなか設けるのが難しいということにも気がつきました。

とは言え、自分のお金を弾にして、値動きを予想するというギャンブル要素は面白い部分もありますし、数値グラフの分析にも興味があるので趣味としては続けても良いような気がしますね。趣味として数百円単位のギャンブルとして遊びながら、もしコツなどがわかって儲けられそうだったら、そのときにもっと賭け金を上げていきたいと思います。

 

というわけで、このところ私が勉強しているのは「資産運用」としての「投資」です。

私が色々と動画を観たり、ちょっとネットで勉強したところによると、税金や銀行預金に対する理解を始めるところから「資産運用」についての意識が変わるそうです。

まずは税金ですけれど、これは単純に所得税になりますね。iDeCoという制度を使うことでまずは所得税を減らすのが良いそうです。毎月の給料が30万円で、そのうち10万円が所得税や住民税などが天引きされ、20万円手元に残る。でも、月々12万円で生活できているので、8万円は銀行預金に回している。まず、この状態が勿体ないという考え方になります。つまり、8万円も銀行預金に回しているのであれば、5万円はiDeCoの制度を使って年金のように積み立てをすることで、5万円分の所得が減ることになり、例えば毎月5000円分の所得税や住民税を減らすことができるようになります。これは毎月5000円分余計に財産が増えていくということになりますね。

しかし、iDeCoの制度は確定拠出型年金なので、原則60歳になるまで引き出すことができません。なので、老後を見越して貯金をするくらいならiDeCoを使いなよ、ということにはなりますが、私はちょっとそれに窮屈さを感じますね。まぁ、それでもただ銀行預金しているよりは絶対にお得な制度ではあるわけですが。

そして、次に「銀行預金」に対する考え方も改める必要があるそうです。まず、「銀行預金」のリスクが何かと言うと、主に2つが考えられます。1つ目は、銀行の破綻で、これは非常にわかりやすいですね。2つ目は、インフレです。もしハイパーインフレーションが起こってしまい、お金が紙切れ同然になる時代が来たら銀行に預けているお金の価値は消えてしまいます。現に、消費税が増税されただけでなく、色々なものが徐々に値上がりしているような気がします。これはインフレが起きているということですよね。お金の価値が下がれば、現在はバナナ1万本買えるだけの現金貯蓄があっても、数年後には8千本しか買えなくなっているかもしれない。これもまた銀行預金におけるリスクということになります。

 

銀行預金については、こういう考え方もできます。現状の普通預金口座の利子はだいたい0.001%くらいだそうです。これは非常に勿体ない、という考え方ですね。もちろん銀行にお金を預けておくことで、現金を手元に持っておく必要がなくなり、またクレジットカードなどの決済サービスを受けられるという利点もあります。なので、一概に銀行預金が悪いという訳ではないです。ただ、銀行預金には半年分の生活費が入っていれば十分だという考え方があります。それ以上の余剰な預金は、何の役にも経っていないということです。

もし、この余剰に浮いているお金を利子5%で貸せるのだとしたら、その方がお得な気がします。利子が0.001%ということは100万円を誰かに10年貸して、100万100円になって返って来るくらいのものだそう。そんな相手にお金を貸していても意味は無いという考え方です。

お金には「利子」というお金を稼ぐ力があります。その力を引き出しつつ、安定して運用することができれば、お金がお金を稼いでくれるようになります。富裕層というのはまさにそれをしているのであって、そのようなお金を稼いでくれるお金のことを「マネーマシーン」と呼ぶそうです。

定年退職するとき、あるいは早期退職を願い出るとき、手元に立派なマネーマシーンがあれば非常に心強いです。そして、このマネーマシーンを安定稼働させたときに目指せる現実的な効率は現状5%くらいだそうです。つまり、もし1億円の資産運用=マネーマシーンを作りだせれば、このマネーマシーンは毎年500万円くらいを稼いでくれることになります。だいたい500万円あれば、特別な贅沢をしない限り、かなり充実した生活が送れると思います。しかも、提唱されている安パイなこのマネーマシーンの半分近くは株になるので、インフレにも強いです。ちなみにマネーマシーンの一部にはリスクヘッジを行うために、利子が低い国債や銀行預金なども含まれ、それによってデフレ時の安定稼働も組み込まれています。

 

しかしながら、普通に考えたら1億円の資産を作ることなんてかなり難しいことのように思います。しかし、株投資の利点は「複利」にあります。つまり、毎年5%ずつお金が増えていくとすれば、最初の投資額が500万円だとすると、1年目は500万円の5%である25万円が儲かり、2年目はその合計の525万円の5%である26万円が儲かります。このようにしていくと、順調に5%の利回りを継続してくれる場合、500万円の初期投資が30年後には2160万円くらいのマネーマシーンへと成長していることになります。このときの2160万円のマネーマシーンの効率がまだ5%であるとすると、毎年108万円を私たちにもたらしてくれる存在になっていますね。

一応、より現実的な計算をしてみました。

まず初期投資を200万円とします。そして、最初は年間30万円ずつ、さらにこのマネーマシーンに自分で働いて得たお金も餌としてくれてやることにします。年間30万円ということなので、毎月2万5千円分投資をさらにするということになりますね。そして、5年ごとにこの年間の追加投資を10万円ずつ増やしていきます。なので、明日200万円のマネーマシーンを作り、そこに毎月2万5千円さらに餌をくれてやります。そして、給料がさらに上がった5年後はその月々の餌代を8500円くらいずつ増やします。もう5年経ったらまた8500円増やし、この時は年間50万円分マネーマシーンに餌をやっていることになりますね。

すると、30年間にかかる餌代は初期投資の200万円も含めて、約2千万円となります。つまり、普通に銀行の定期預金で考えたとき、最初に200万円の貯金をして、年間30万円の追加貯金をしていくということですね(もちろん、5年ごとに年間の預金額は10万円ずつ増やしていくというルールは守ります)。すると、30年後には約2千万円の貯金があるということになりますね。当たり前です。

そして、これが銀行預金したときの資産です。しかし、仮に盤石な5%の利回りを持つマネーマシーンに餌としてこの貯金を食わせ続ければ、30年後の資産は約4千万円となります。まぁ、30年で約倍になるといった感じですね。

ちなみに30年がかりで1億円のマネーマシーンを作るとしたら、初期投資が200万円だった場合、最初の5年間は毎月2万5千円の餌代。その後、5年ごとに毎月の餌代を5万円ずつプラスしていくことで何とか作り上げることができそうです。まぁ、このルールだと最終的に30年後の餌代が月々32万5千円となるので、なかなか大変ですけれど(笑)。年間390万円の貯金となるので、30年後にそれが可能かどうかを考えると、年収は1000万円は必要な気がしますね。

 

詳しい理論とか考え方、具体的にどこにどう投資すれば良いのかということはYouTube大学の方で観た方がわかりやすいですが、極力手数料を抑えて投資信託に任せるのが良いそうです。手数料を抑えるには、ネット証券でETF(上場投資信託)でインデックス投資をするのが吉。私もまだまだ勉強不足なので、これから少しずつ勉強していこうと思います。

 

…そんな風に色々なことをやりながら有意義な日曜日を過ごしました。

しかし、夜中に酷い目に合います。

 

2.適応障害と診断されて103日目~悪夢~

このところ、レム睡眠時(眠りが浅くなったタイミング)に一瞬目が覚めてしまうということが続いていました。また、その時に見ている夢も比較的不快なものが多く、そのせいでやや疲弊してしまうということもあります。ただ、それは睡眠ルーティンを導入したことによる一時的な反動だと考えていたので、あまり考えないようにしていました。

しかしながら、この日はいつも通り夜10時に眠りについた後、夜中の2時頃に酷い悪夢によって目が覚めます。そして、そこから眠れなくなりました。結局、それから動画を観たり、茶わん蒸しやお菓子を食べて過ごし、ようやく眠れたのは朝の4時半頃です。そして、7時半頃まで眠れたのですが、やはりその間も酷い悪夢を見続けました。

夜中の2時頃に見た悪夢が1番鮮烈で、今でも内容は覚えているのですが、端的に言うとこのブログが職場の人に見つかって、酷いバッシングを受けるという内容でした。やはり職場で大きなストレスを受けるというのがトラウマになっているようで、なかなか精神的にキツくて眠れなくなってしまったのです。再び眠りについた後に見た夢は職場の夢ではなかったと思いますが、結構苦しみながら夢を見ていたように思います。

 

起きてから、「うつ病 悪夢」で調べました。そして、すぐに原因がわかりました。

ベンゾジアゼピン系の断薬によって悪夢を見ることがあるそうです。つまり、私が適応障害になってからずっと飲み続けている「メイラックス」というお薬の断薬に原因があったそうです。お医者様が「ちゃんと薬は飲んでください」と言っていた理由が今になってやっとわかりましたね(笑)。

私が飲み続けていた「メイラックス」は交感神経を抑制するお薬です。つまり、興奮を抑制する効果があるわけですね。

適応障害の症状に不眠があり、よくよく考えて見れば、ここ数日の睡眠状態は会社を休む前の睡眠状態に近いところがありました。夜中にふと悪夢で目が覚めてしまうというのは、まさに10月の最初の2週間に私に起こった出来事だったのです。そして、なぜそれが起こったのかというと、私が四六時中自らを追い込み、交感神経を高ぶらせていたからだったのです。

90分おきくらいに、夢を見ているタイミングで目が覚めるというのは、すなわちノンレム睡眠(副交感神経が優位になりリラックスしている深い眠り)から、レム睡眠(交感神経が優位になり活動的になっている浅い眠り)へと推移した段階で覚醒してしまうということです。つまり、レム睡眠=浅い眠りになったときに、そのまま浅くなり過ぎて目が覚めてやすくなってしまうということですね。そこに断薬による負荷がかかって、悪夢になってしまうようです。

原因がわかればすっきり。今日からお薬を飲みましょう。まぁ、いずれ断薬はしなきゃいけないので、2日に1錠とかに量は減らしていくつもりですが。

 

とは言え、上手く眠れず、結構心身に負荷があったので、今日は会社に行くのをやめておきました。戦略的休養というやつですね。そう自分に言い聞かせました。

 

というわけで、今日は日中ずっとカーテンを閉めって眠っていました。午前中は頑張って起きようとしていたのですが、ちょっと早めに昼食をとった後はもう起きていられなくなって、午後はヱヴァンゲリヲンを見たりしながら眠り続けました。

夕方4時過ぎからまともに起きて、また動画を観たり、この記事を書いたりしながら時間を過ごし、さっき夕飯を済ませ、今しがたお薬を飲んだところです。

今はJuice=Juiceの金澤朋子さんのインスタライブを観ています。

あと1時間くらいしたら、お風呂に入ってしっかり眠ろうと思います。今夜は悪夢を見ずに済むでしょうか? 自分の体を使って実験してるみたいで楽しいです。

 

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シソンヌ面白い。。。私も明るく休職していたいですね!

 

次回

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