霏々

音楽や小説など

「宮本佳林 LIVE 2024 春 ~Hello! Brand new me~ RETURNS」@NAGOYA ReNY limited

素晴らしいモノを観てきたので、その記録をば。

 

 

1.前書き(本論)

久しぶりに佳林ちゃんのライブに参加してきました。関東住みなんですが、4月中旬の埼玉や横浜のライブには友人の結婚式などの予定が入っており行けず…仕方がないので新幹線代を捧げることにしました。うーん、この2万円が佳林ちゃんの懐に入ればいいのになぁ。

と、いきなりお金の話をしてしまいましたが、わざわざこんなことを書いたのは「そうまでして行きたかった」ということを伝えたいがためで。実は佳林ちゃんのライブに行ったのは、2021年のダリア公演が最後で、それからしばらくは日程とか、あとはまぁ体調とか、そういう諸々が上手いこと重ならなかったんです。「佳林ちゃんに会いたい」という気持ちは、春先の梅の香りのようにぼんやりと漂ってはいたのですが、一生懸命予定を組んだり、チケットサイトにアクセスしたり、最近更新したクレジットカードの新しい番号を入力するのが億劫だったり…色々な障壁があるわけで。それらを乗り越えるには私は疲れ過ぎていました。

が、昨年末。1~2か月ほど遅れて…そう、日々の忙しさにかまけてなかなか追えていなかったせいで生まれてしまった多大な遅れを取り戻すべく、M-line Musicを片っ端から喉の奥に詰め込んでいた時。その時に、とんでもない動画を観てしまったのです。

 

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このM-line Specialで披露された『Lonely Bus』のパフォーマンスがエグすぎて、「とととととととtttttttttとんでもないことになってrrrrrrrるぅぅぅうぅぅう!」と叫びました。宮本佳林、ここに極まれり。かつてこの域にまで達したアイドルがいたのだろうか。人間国宝が生み出した繊細で艶麗な陶器の一品の如き、鋭敏かつ洗練された感性。もう史上最大の賛辞を贈るよりほかに私にできることは、「次のツアーは何が何でも絶対に生の宮本佳林を拝みに行く」という決心をすることだけでした。

話は一旦少しばかりズレますが、『バンビーナ・バンビーノ』を佳林ちゃんが貰ったタイミングで、「おっ、キャッチーで良い曲じゃーん。これは次のシングル、買いだな」と思っていたのですが、約1か月の時間をおいて発表された同シングル収録の『Lonely Bus』を聴いたときに「うわっ。めっちゃ佳林ちゃんに合う曲来たじゃん。こんなん買わずにいられるかい」とピコンと来たのが記憶に残っています。センチメンタルな曲調、細やかでいて滑らかな、そして要所々々でファルセットを多用するテクニカルな歌唱が必要とされる楽曲。また、今やハロプロらしさを体現する、星部ショウさん作曲に、大久保薫さん編曲というゴールデンコンビ。こんなの佳林ちゃんが歌ったら100%ハマりますやんけ。と、感動を覚えてはいたのですが、そのとき丁度忙しかったり、なんだりで、20日後に公開される上記のライブ映像には辿り着けずにおりました。

と、もう一度、M-lineのライブ映像に話を戻しますが、やっぱりこの『Lonely Bus』のパフォーマンスはちょっと尋常じゃないですよね。

まず『Lonely Bus』という楽曲自体がめちゃくちゃ佳林ちゃんにハマっているのは言わずもがな。繊細なガラス細工のような佳林ちゃんの歌声で歌われて、楽曲も喜んでいるのが伝わってきます。上述の通り、ファルセットを多用するテクニカルな楽曲ではあるのですが、それを難なく歌い上げる、どころか最高に軽やかな情感を込めて、さらっと歌い上げるその研ぎ澄まされた技術は、もはやJuice=Juice時代に魅せていたモノを軽々と超えています。どころか、さらに度肝を抜いてきたのは、佳林ちゃんのめちゃくちゃに統制されたしなやかなダンス。佳林ちゃん、こんな指長かったっけ、って思うほどに指先まで神経が通っている先鋭化された身振り、手振り。パっと止まったと思ったら、美しく流れ、決して破綻しないようコンパクトに整理されながらも、躍動感を感じるダンスが、ちょっとエグ過ぎました。バキバキにカッコよく踊るヒップホップとかはまた別でしょうが、『Lonely Bus』的な女性アイドルがポップかつ美しく魅惑的に踊るダンスとしては、この宮本佳林のダンスが最強だと思います。うん、ハロプロ関連でダンスと言えば、まなかんやあゆみんが思い出されますが、彼女たちにもこの宮本佳林のダンスは踊れないように思います。ダンススキル一般という問題ではなく、ジャンルの問題ではあるわけですが、この振付をした先生でも佳林ちゃんほどにはこの楽曲にぴったりとは踊れないんじゃないでしょうか。そう思わせてくれるくらい、最強。そして、最高。しかもあんな繊細に歌いながらですからね。ちょっと異常ですよ。もうね、五条悟か、ってくらいに。

 

そんな感じで、ライブの感想に行くまでに、もう2000字も書いてしましたが、この『Lonely Bus』のライブ映像を観てすぐに、「今の宮本佳林はヤバ過ぎる。これ観とかないと絶対人生損するやつだ」と次の単独ツアーに絶対に申し込むことを心に決めました。

まぁ、スキルはもちろん上に書いた通り凄いんですよ。でもね、それだけじゃなくて。可愛さもちょっと凄い極まり方をしておりまして。Juice=Juice時代には見られなかったロングヘアーは普通に可愛いし、淑やかだし、お姉さんだし。そして二十代前半までは「二の腕が弱点で…」と自嘲するくらいには、僅かながらにふっくらしている要素があったその御体も、余分なものが完璧に削ぎ落され、まるでお人形のような体形に変貌しました。まぁ、ここまで痩せたことで、「佳林ちゃんって、若干ふっくらしている要素がある子だったんだ!」と今さら気づいてびっくりしているのですが。もちろん、昔の佳林ちゃんも可愛かったですよ。痩せてる、が正義とは思っていません。が、しかし、やはり今の佳林ちゃんは究極体過ぎる…25歳という年齢も、めちゃくちゃ油が乗っている年齢ですし、今この瞬間を目に焼きつけておくのは人生における必須項目であると直感しました。

色んなアイドルとしての形があるとは言え、ここまでの完成度に持っていく佳林ちゃんはやっぱりストイック過ぎるし、並みの人間ではないですね。「推し」を有する人類すべてが思うことですが、「なんでこの子が世間でもっと賞賛されていないわけ!?」「世の中みんな目が腐ってるんか!?」というテンプレを、いま一度、神仏や権力者の眼前に叩きつけてやりたい気分です。でも、まぁ、うん、近くで観たいし…僕の佳林ちゃんでいてほしい的な…いやいや、佳林ちゃんはアイドルなんだから売れさせてあげるのが何より1番なんだから!んー、あー、えっと、でもなぁ…そんな誰のためにもならない葛藤を抱えながら、今日のライブを楽しみにする日々を送っておりました。

 

というわけで、また800字程度の替え玉を追加して、いよいよ今日のライブの感想に入っていきたいと思います。

 

2.セトリ(一言感想)

セトリをバン、ってよりかは、ライブレポート的な感じで一言付け足しながらご紹介。

まず今回の会場のNAGOYA ReNY limitedですが、名古屋駅で新幹線を降りましたら、地下鉄の東山線で2駅、栄町で降ります。栄町は駅を貫くように南北の長い公園が敷かれておりまして、その両側には企業のビルやお洒落で高級感のある商業施設が立ち並んでいるという、結構大きな街でした。私は栄町に行くのは初めてだったんですが、街の構成としては全然違うものの、横浜駅みなとみらい駅という関係性が、名古屋駅と栄町の関係性に近いものがありますかね。そんな優雅な公園とビル群を眺めながら南下し、5分か10分くらいでライブ会場に辿り着きました。

会場は地下にあり、ライブハウスらしい雰囲気ですが、東京よりも敷地に余裕があるからかドリンクカウンターは広々としており、ロッカーなども使いやすそうな感じ。ひとつ扉をくぐると、ステージフロアがありました。指定席で用意されているのですが、おそらく1列あたり15席×15列程度だと思われますので、集客は200~300人程度といったところでしょうか。うーん、もっと広い会場で歌わせてあげたい。でも、こんなに近くで観られる機会を失いたくない。ジレンマですね。

フロアは2つに分かれていて、後ろの数列が1段高くなっているのですが、昔はクラブ的な場所だったのか、ミニカウンターのようなものが一列分横に柵状になっており、そこに物を置くことができるようになっていました。私はちょうどこの後方ブロック1列目のミニカウンターのある席だったので、前の人よりも高くなっているし、かなり快適にライブを観賞できました。後ろの方の席でしたが、もともとキャパは780人程度のそこまで広いライブハウスでもなかったので、十分よく見えました。それでも、マサイ族の目か、視力という点だけにおいては死神の目が欲しいですけどね。それと天上にはミラーボールではなく、あまり見ない形状のシャンデリアが。お洒落空間。

影アナウンスでは佳林ちゃん自らが注意事項を読み上げ、基本的にヲタは「はーい」と元気よく返していたのですが、「ジャンプは禁止です」に対してだけ、「えー」と不満の声を上げていました。もちろん、そういうお遊びです。そして、「か・り・ん」のコール。会場が暗くなると、コールが止み、SE。クラップからの「うりゃ・おい」で佳林ちゃんを迎えます。

1曲目は、『Beautiful Song』で爽やかにスタート。指揮者の振り付けが可愛い。衣装は紫色のふわっふわ、もしゃっもしゃのスカートスタイル。前回の単独ツアーでも着ていたやつですね。佳林ちゃんがステージに現れた瞬間の、パッと世界が華やぐ感じはいつ観ても鳥肌モノ。ずっと昔、2014年だったかに秋葉原で行われたコピンクスのイベント(ちょうど佳林ちゃんの中学校卒業式の直後だったかな)…あれも小さなライブハウスだったけど、その頃と何ら変わらない輝きでした。

ごめんなさい、もう1つだけエピソードを付け足させていただくと、その2014年のイベントは、トークイベントだったので特に歌をうたう予定はなかったのですが、佳林ちゃんの粋な計らいで、たしか『カリーナノッテ』をアカペラで歌ってくれました。それはそれは澄んだ歌声で、とても胸に響いたのですが、その直前に「卒業式の歌はね、あんまり練習に参加できてなかったから、口パクしちゃった」的なことを語っており、対して数年ぶりの『リバース』は全く淀みなく歌えていたので、「この子はなんてアイドルなんだ。うぅ、健気だ」と涙したことを覚えております。

と、今回のライブに戻ります。

2曲目はたぶん新曲ですかね。2ndアルバムの発売が決まっていますが、そこに含まれる新曲に『愛し合わなきゃもったいない(表記不明)』という曲があるっぽいので、たぶんそれだと思います。そこまでアップテンポでもなく、佳林ちゃんが歌いやすそうにしていたことだけは覚えていたのですが、私は音楽的な才があるわけではないのでそれ以上の情報が…サビでみんなで手を振っていたかな…いや、違う曲だったかな。うぅ、記憶が。。。体たらくですみません。

3曲目は『パラレルハート』。この曲は本当に可愛いですよね。セリフパートは言わずもがなですが、セリフに合わせて表情をころころと変えるアイドル芸はさすがの一言。適切ではないと思いますが、でんでん虫が角を伸ばすみたいな振付が印象的です。とても可愛い。

紫のふわっふわの衣装はスカートスタイルなんですが、正面は短く、背面が長いものになっており、これが何とも甘さと上品さをいい塩梅で演出しています。お立ち台に立つと、佳林ちゃんのすらっとした脚が美しいのですが、快活な印象を与え過ぎず、どこかお淑やかなお姉さんらしさも感じさせてくれ、本当によく似合ってました。

 

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サムネにもなっている、コレの最初の衣装ですね。本当に可愛い。

1回目のMCでは、ひなフェスの裏でやっていることに軽く触れて笑いを誘った後、朝ご飯を「パン派」「ごはん派」「食べない派」にわけてコール&レスポンスをやっていました。「男の子~!」「いえーい!」「女の子~!」「いえーい!」というはありがちだからだそうです。ちなみに佳林ちゃんは「食べない派」だそうです。最近の佳林ちゃんは言葉の端々、というかブログでも頻繁に「ちゃんと栄養摂らなきゃ」「食べなきゃ」的な発言が多いので、ちょっとだけ御体が心配です。卒業してからは健康そうですが、Juice=Juiceには割と追い込み過ぎてなのか体調を崩すことも多かった佳林ちゃんなので、どうか心穏やかに、心身ともに健康に過ごしておられますよう。痩せて凄い綺麗だけど、心配になっちゃうよ~…ってのは、今の時代セクハラとかなんですかね。まぁ、いずれの時代であるにせよ、大きなお世話ということに変わりはありませんわな。

MCからの流れで、4曲目。幼い頃に大好きだったという紹介から、月島きらりちゃんの『水色メロディ』。結構疾走感があるこの曲。佳林ちゃんの伸びやかな歌声がストレートに胸に突き刺さってきます。気のせいだったかもしれませんが、原曲より半音くらい高いような感じがしましたね。何はともあれ、佳林ちゃんの核には月島きらりちゃんがいるので、胸アツな選曲でした。

ここからはコピンク*メドレー。『カリーナノッテ』、『最高視感度』、『兎tocome』、『リバース』、『カリーナノッテ polaris mix』という前回単独ツアー「Hello! Brand new me(RETURNSなし公演)』と同じ流れですね。当時の発表順、アルバムの曲順ですが、全5曲というのも含めてもうこれで完璧な流れになっていますね。とりあえず、このメドレーをやっておけば、佳林ちゃんのコピンク*ちゃんとしての歴史は押さえられます。とは言え、Juice=Juiceに所属しながら強行した「Karing」公演では、コピンク*楽曲が始まる度に観客の絶叫がありましたが、もうすっかり封印は解き放たれた感がありますね。皆さんはもう慣れてしまったのかもしれませんが、私は割と今でも新鮮な気持ちで「うわぁぁぁぁぁぁ!」ってなります。幼女、いや、少女佳林ちゃんが目の前に浮かび上がり、確実に歌やちょっとした仕草は大人びて、スキルも上達しているわけですが、あの頃と同じキラキラとした無垢さそのままに胸を締め付けられます。

そんな佳林ちゃんを構成した月島きらりちゃんと、コピンク*ちゃんの楽曲が披露されました。そして、ここからはMCで着席が促され、しっとりセクション。

メドレーを1曲換算し、6曲目は『桜ノ雨』。私、ボカロは黎明期にちょっと聴き齧っていたくらいで『脳漿炸裂ガール』の知識しか持ち合わせていませんので(しかも、宮助=現:戌神ころねが歌ってたやつ)、この曲は存じ上げませんでした。佳林ちゃんヲタ失格です。MCで「桜が開花し始めているそうじゃないですか。まさにぴったりの季節ですね」と紹介されたように、卒業という別れのシーズンにぴったりの楽曲。それから「教室の窓から桜ノ雨」というサビがめちゃくちゃ印象的で素敵な楽曲でした。それにしても、こういうミドルテンポの純粋でノスタルジーを含む楽曲は佳林ちゃんによく合います。コピンク*の流れから、ってのもよかったですね。

7曲目は『優柔不断だね、Guilty』をお洒落に歌い上げてくれました。センチメンタルで儚げな楽曲も佳林ちゃんの得意分野です。ちょっといいディナーショーに来たみたいな、ソフィスティケートな雰囲気さえ漂っていました。もう、本当に佳林ちゃんってば素敵なんだから、ってなりました。何となくですが、昔よりも無理して力を込めて歌う感じがなくなり、ちょうどいいアクセントをつけているといった感じで、胸にぐっと来させつつ、耳には優しい歌い方が上達したような感じもありました。座って聴いているからそう思うんですかね。

そして8曲目は、もう十八番中の十八番『氷点下』。何て言うか、もはや聴くまでもない。イントロ聴いただけで、「あぁ、めっちゃ良い曲だった。佳林ちゃんも最高のパフォーマンスだったよ」と言ってしまう。ってのは、もちろん半分冗談で、ちゃんと心して聴きましたとも。これも印象ですが、生で久しぶりに聴いたせいか、低音部がよく響いているような感じがしましたね。そして、<本日のラスト「でも…」の解釈のコーナー>!!!。1番、2番は割とさらっと「でも…」を歌っていて、名残惜しさや躊躇いといったくらいの感じ。けれど、間奏明けからの震えるような落ちサビは、やはり圧巻の一言。「君に触れて溶けたこの心」で声はか細く、掠れ、儚く消えかけ、「弱くなったの」はもう風前の灯火。そして、「弱くさせたんでしょ」で一気に感情が爆発するというのは、いつもの演出ですね、はい。そして、大サビを盛大に歌い上げ、来たるはラストの「でも…」。潤んだジト目。後光のように取り囲む青いライト。泣いて、叫んで、けれどそれを押し殺して「幸せになってね」ってメッセージを送る。スマホをパタンと机の上に伏せ、すべてが終わってしまったことを悟る。黒く、光を失ったままのテレビ。ベッドの枕の横で、目覚まし時計の秒針が静かに音を立てている。それ以外の音は何も無い。寒いな、そう言えば暖房もつけていない。リモコンは…どこだっけ。ううん、もういいや。全部忘れよう。「もう終わったんだ」って石を井戸の中に投げ込んで、深い水の音がしばらくがらんどうな心の中に反響している。どれくらい時間が経っただろう。さすがにもう終わってしまったことは飲み込めたはずだ。そして、やっぱりこの部屋は寒い。体を温めようと、お風呂にお湯を張りに行く。蛇口を捻った後、洗面台に映る自分と目が合う。そこでもう一度、「もう終わったんだ。忘れよう」と鏡に映る子に向かって言葉をかける。疲れ果てた顔。諦めた顔。けれど、その瞳のずっと深く奥のところで、青く憂いを帯びた光がすっと輝く。それは奪い去ることのできない想いや思い出の色なのか…幼稚な往生際の悪さで小さく口元から零れる。「でも…」。と、はい、長々と書かせていただきましたのは<本日の「でも…」解釈>でございました。いや、もはや佳林ちゃんどうこうではなく、私の頭の中に思い描いた光景ですね。まぁ、でも今日のパフォーマンスを観て湧き上がったものなんで、これはこれでれっきとした感想ということでどうかご容赦ください。

んでもって、ちょっと『氷点下』が長くなってしまったんですが、ここからの2曲が今日のハイライトです。

『氷点下』の歌い終わりで、ステージからさっと捌けると、『氷点下』の短いアウトロ、合間の拍手、それから次の曲のイントロが約30秒程度でしょうか。その短いインターバルの間に早着替えをした佳林ちゃんが新しい衣装で戻ってきます。銀色を主体としたミニスカートの衣装ですが、派手過ぎず、どこかシックな感じがありました。1つ目の紫の衣装では腕は二の腕以外を露出していたのですが、この2つ目の衣装では白く半透明なシャツっぽい生地のアームカバー?(アームカバーよりはもっとダボっとしていて、肩口から手首にかけてを覆うような感じでしたので、確実にアームカバーではないのですが)を付けていました。これがまたミニスカートになった分の露出を埋め合わせるような感じで、あまりスポーティになり過ぎず、いい塩梅で大人っぽく、同時にガーリーで、かつふわっふわが無くなって、軽やかな印象にもなっていました。

そんな新しい素敵な衣装に変わってからの9曲目が『イイオンナごっこ』、10曲目が『Lonely Bus』。前書きで『Lonely Bus』のパフォーマンスのヤバさについては2000字近くを費やし書かせていただきましたが、まさにそれを実際にこの一対の眼で見ることができました。予定外で嬉しかったのは、『イイオンナごっこ』でも本気の宮本佳林が見られたことです。この2曲以外は、ステージ前方の3つあるお立ち台を使うことが多かったのですが、お立ち台に立つということは狭いスペースでのパフォーマンスになるので、本気で踊ることはできません。まぁ、もちろん体力的な問題もあって、本気の宮本佳林を出せる曲数には限りもあるのでしょうが、それがこの2曲だったというわけです。この2曲はお立ち台も使わず、余計な客煽りもせず、とにかく楽曲に設定されたダンス、歌唱を100%の力でパフォーマンスしていました。どちらも繊細で、少しセンチメンタルで、ややアンニュイで冷たい感じも持ち合わせるカッコイイ楽曲です。まさに佳林ちゃんのパフォーマンスの強みが遺憾なく発揮できる楽曲。もうね、身を乗り出して、瞬きも忘れ、口も半開き状態で見つめていましたよ。虹彩通り越して、網膜に焼きつけましたよ。海馬に刻みつけましたよ。こんなヤバいもの後の人生で何回観られるかわかりませんからね。ルノワールの『ピアノを弾く少女たち』は30分くらい眺めてられましたけど、音楽は時間芸術ですからね。この7分程度の貴重で僅かな時間をとにかく余すことなく体に染み込ませなくては。私はからっからのスポンジ。宮本佳林という神聖で清廉な湧き水を…何としても。

いやぁ、本当に良いものを観れました。これだけでも、往復2万円の新幹線代の元は取れましたね。いや、お釣りが来るくらいか…いやいや、この感動はプライスレス。本当にありがとうございます。ありがとうございました。感謝、感謝。

そして完全な満足感の中、ライブでしか聴けない『ひとそれ』のイントロが薄くかかり、Juice=Juiceメドレーへとなだれ込みます。本家本元の『ひとそれ』の出だし。流石に先の完全なるパフォーマンスの2曲があったからか、少し力の入り切っていない歌唱。Juice=Juiceで歌うときは、マンキンの情念を込めていたイメージがありましたが、しっとりかつさらっとした印象で始まりましたね。うん、これはこれで悪くない。Juice=Juice時代よりも大人びたビターな歯痒さを感じましたね。入りのソロ歌唱パートが終わると同時に、客を立たせ、一気に会場のボルテージが上がります。そのまま楽曲は展開していき、大サビも当然ながら佳林ちゃんが歌唱するという、グループ時代では考えられないようなご褒美を頂きつつ、『ひとそれ』を歌い切ります。続いて『わた抱き』。イントロのスネア4つ打ちのところで佳林ちゃんが「せーの♪」と可愛らしく煽れば、ヲタが全力で「はい!はい!はい!はい!」と応えます。もうめっちゃ楽しい!やっぱJuice=Juice最高!ってなりながら、ノらせていただきました。次に登場しますは『ぐにゅに』…じゃない『大人の事情』。Aメロとかすっ飛ばし、落ちサビ含め美味しいところだけを切り抜いた感じ。「Just wanna to be ~♪」からの最後の「next to you ~♪」のところの振付、めっちゃ好きなんですよね。これがまた佳林ちゃんっていうアイドル大正解ウーマンによく似合うんだよ。そしてすかさず『微炭酸』。先日、ソロデビューが決まったまなかんと「One on One」でやっていたので胸アツ。疾走感というか、リズムの粒の細かさ、短さがやっぱり佳林ちゃんソロ曲ではあまりない感じで良いですね。佳林ちゃんはやはりどちらかと言えば、伸びやかだったり、流麗だったりする感じの歌い方が得意だし、強みだと思っているのですが、Juice=Juice初期のつんく♂さん楽曲は結構リズムが細かくて、タイトなイメージがあります。初期ではないですが、『微炭酸』も結構タイトですよね。『わた抱き』の辺りでは、テンポが速いにもかかわらず、まだソロのときの歌い方が若干残っていた感がありましたが、この『微炭酸』の辺りでようやく当時の勘を取り戻したのか、かなりリズムにタイトな歌唱に切り替わっていました。やばい、長くなってきてる。一旦改行します。

お次は『銀色のテレパシー』。一転、また宮本佳林節が炸裂する楽曲。もうね、これは合いの手の「フッフー」も含めてめちゃ楽しかったです。ダンスも凄い可愛いんですよね。お立ち台の上でも成立するコンパクトな振りがまた良いんだ。そしてこれは結構意外だったんですが『Va-Va-Voom』。個人的にはあんまり佳林ちゃんの楽曲というイメージはなかったんですが、やっぱりJuice=Juice楽曲としての1つの正解を佳林ちゃんは常に提示してくれますよね。オリジナルパートの『もう左右されないくらい~』は流石でした。ここ数年は里愛ちゃんのを聴き続けていたので、「あぁ、そうだ。佳林ちゃんのこれもすげぇ良かったんだよなぁ」ってなりました。最後は『Wonderful World』。これもJuice=Juiceの宮本佳林楽曲の1つですね。とは言え、これは『銀色のテレパシー』よりは佳林ちゃんの手を離れて、普通にJuice=Juice代表曲になった感じがありますね。とは言え、やっぱり佳林ちゃんが歌うと「これが本物か…!」となりますし、初武道館よろしく、ヲタにほぼアカペラで歌わせるパートもあり、しかもヲタもさすがでパート分けが自然とできていました。超楽しかったですね。あ、でも、初武道館のときとは違って、ヲタが歌い続けないようにちゃんと然るべきところで「ありがとー」と入れて、歌い終わりを明示していましたね。流石、宮本佳林。学ぶ、女。

という感じで、Juice=Juiceメドレーが終わってそのまま次の楽曲に移るんですが、ちょっとここで備忘録。

 

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後輩の有澤一華ちゃんのボーカルレコーディングでたいせいさんに、「(佳林ちゃんの)真似をしているんじゃない?」と指摘されたところです。一華ちゃんは耳が良いので楽曲を聴き込んだ結果、自然と佳林ちゃんに寄ってしまったのか、一華ちゃん自身が言うように「歌いやすいように歌った」結果、宮本佳林仕様に作られたこの楽曲では自然と宮本佳林になってしまうのか、そこのところは不明ですが、いずれにせよなんか嬉しかった出来事でした。

さて、それではJuice=Juiceメドレーをまた1曲分とカウントし、12曲目は『なんてったってI Love You』。この楽曲もきらきらしていて、佳林ちゃんによく似合いますよね。たしかこの曲も間奏はお立ち台から降りて、結構キレキレに踊っていましたね。会場のテンションはかなり高まっていた記憶があります。うーん、楽しかった。

13曲目は『Happy Days』。これもかなり幸福度の高い楽曲ですね。明るくて、元気になれます。間奏の「幸せ」「不幸せ」「裏表」のコール&レスポンスが楽しかったです。

 

はぁ…ヤバい。もう深夜3時半だ。ちょっと急ぎます。

 

14曲目は『自分ファースト』。はい、全員でタオル回して、楽しかったです。私は残念ながらタオル持っていなかったのですが…いやいや、お金落してけよ、自分。ごめんなさい、家が狭いのと、引っ越しが多いのと、管理するものを増やしたくないという性分なものでグッズ全般あまり得意でなく。その分、文字数を沢山用意するんで。

急げ、急げ。

ラストの15曲目は『バンビーナ・バンビーノ』。もうね、この辺になるともはや何がどうの、とか何がこうの、とかそんなことを考えている余裕はないのですよ。早く寝たいっていうのは抜きにしても、正直もう楽しんでいるだけなんで、何も思い出せやしません。もう投げやりに見えるかもしれませんが、Bメロのコードがないところが結構好き!

 

んで、佳林ちゃんが捌けまして。アンコールの「か・り・ん」コール。

佳林ちゃん再登場では、もうどんだけ可愛いんだ、って白地に花柄のワンピース姿。頭には白いヒラヒラが付いてるっぽいカチューシャ。こんな子とヒマワリ畑を散歩したら、ちょっとした映画になってしまいます。ワンピースのスカート部分が透けていて、綺麗な脚が薄っすらと見えているのが、ちょっとライブ仕様でしたね。

16曲目は『未来のフィラメント』。意外と聞いたのは久しぶりですかね。改めて聴くと、結構凝った音作りになっていますし、宇宙を感じさせる歌詞もコピンク*を引用している感があって好きですね。そして、何と言っても、佳林ちゃんの卒業コンサートを思い出します。こちらも佳林ちゃんの奏でるイノセンスを存分に堪能できる楽曲でございました。

あぁ、で、ヤバい。これも書かなきゃ。結構な文字数を使うことになりそうだぞー。これは4時回るな。日の出前までに書ききりたい…!チケットはないけど、明日はSATOYAMA&SATOUMIに初めて行こうと思ってるんです。

ここで佳林ちゃんのMCが入るんですが、これが結構長くて。そして、めちゃくちゃ良いMCで。ざっくりと概要だけ言うと、

・ひなフェスの裏だったから、今日は皆さんが来てくれるか不安だった。

・昔よりも臆病になった自分がいる。けど、それも大人になった証拠だよね。

って感じでした。

もし自分がファンだったら、ひなフェスは絶対に行きたいと思う。だって、その日にしか見られないもの沢山あるし、SATOYAMA&SATOUMIでは近くでメンバーを見られるかもしれない。そんな中、自分のライブに来てくれたからには、それに匹敵するものを提供したいと思っている。

ひなフェスはJuice=Juiceの初披露があった舞台。あんな大きなステージに10代とかで普通に立っていたことを思い返すと、本当に怖いもの知らずだったと思う。アドリブとかも怖がらずにやっていた。でも、今は自分でどういうステージにしようかってことをすごい考えるようになった。そして考えれば考えるほど、失敗したときのことを思って怖くなる。だから、怖いもの知らずだったあの頃に帰りたいと思うことがあった。物怖じしないってのは凄いこと。けれど、その一方で、恐怖心が生まれるようになったのは大人になったからだとも思う。色々と考えたり、悩んだりする力がついたからこそ、大人になったし、恐怖心も生まれるようになった。だからこそ、これからはそういう恐怖心を受け入れたうえでこそ、見せられるものがあるし、与えられる勇気とか元気があると思うようになった。

だから、これからも私は皆さんに何か力を届けられるように活動していく。毎回でなくてもたまにライブに来てくれたり、1日に1回でも「佳林ちゃんの楽曲で元気を貰っている」っていう人がいてくれたりしたら嬉しい。皆さんの生活のどこかに宮本佳林がいてうれれば…これからもよろしくお願いします。

はい。こうやって書き起こしてみると、ひなフェスの話題からちゃんと広げていって、立派な構成になっていることに気づきました。そして、何と言っても佳林ちゃんの言葉の健気さね。緊張しないで有名だった佳林ちゃん、「誰も緊張してる私なんて見たくない」と豪語していた佳林ちゃんが、ソロで活動するようになり、色々と考えるようになったんですね。確かにJuice=Juiceの頃の佳林ちゃんの無敵感ってすごいものがありました。とりあえず、ステージにこの子がいれば何とかしてくれる感がありましたよね。それがすっごいカッコ良かったし、そこに惚れたのも事実です。

でも、最近の佳林ちゃんを見るようになって、なんか凄い「お姉さん感」が出ている感じがしていたんです。今日のライブに行くまでは、「ただ髪が伸びて、スタイルが引き締まったからかな」なんて思っていたんですが、結構な心境の変化もあったんですね。確かに、私が佳林ちゃんに感じるようになっていた「お姉さん感」って、もう少し具体的に言うと、「思慮深さ」という気がしていました。そもそもデビューが決まった頃から、「これまで応援してくれたファンの皆さんにやっと恩返しができる。後に続く、研修生のためにも絶対に成功させる」と熱く健気で強い気持ちを胸に宿していた佳林ちゃんです。これまではその宣言を原動力に突き進んできたような格好でしたが、ソロでの活動が始まり、年齢ももう25歳。これまで大人が用意してくれたステージの上で、ただ強く光り輝き、爆発していればよかったわけですが、そろそろ自分の責任でステージを作ったり、パフォーマンスを考えたりするフェーズに差し掛かって来たというわけですね。そこで色々と思い悩んだからこそ、佳林ちゃんにはその分だけの「思慮深さ」が宿ったように思うのです。

 

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昨日公開の最新のM-line Musicで佳林ちゃんはMCをしています。大好きなタケちゃんとのMCでテンションが上がっているところもありますが、昔と比べると凄い穏やかな表情になっている気がします。なんか凄い素敵な女性になっているんですよね。

これについてはまだ言語化しきれないところがありますが、とりあえず佳林ちゃんのMCの言葉を受けて、色々と考えることができそうだなぁくらいで今は留めておこうと思います。

ヤバイ、もうすぐ4時半だ。5時までには、5時までには何とか寝よう。

そして本当に最後の曲、17曲目は『ソリスト・ダンス』。上のM-line Musicでもライブ映像が上がっており、佳林ちゃんも「コールを入れたり楽しい曲」と紹介してくれています。そういう意味でも最後に相応しい楽しい曲なんですが、「誰に観られなくてもいい。自分ひとりであっても、心から湧き上がるダンスを」っていう感じの歌詞が印象的です。正直に事実だけを言うのであれば、佳林ちゃんのライブ会場の規模は回を重ねるごとに大きくなってはいないように思います。事務所の意向なのか、集客力が高まっていないのか、原因というのはよくわかりません。でも、佳林ちゃんのパフォーマンスは上述の『Lonely Bus』然り、凄いことになっているのは疑いようもありません。そんな状況がどこか『ソリスト・ダンス』という楽曲に反映されているように思えて、少しだけ切なくなります。

今の佳林ちゃん、本当に可愛いし、素敵な女性になったし、凄いパフォーマンスをするんです。どうか佳林ちゃんが楽しくパフォーマンスをし続け、幸福でいられるよう、私もお金や時間を注ぎ込むことはもちろん、こうやって賽の河原よろしく駄文を積み上げることを続けていこうと思いました。

歌い終わり、たっぷりと時間をかけて、お客さん1人ひとりに向かってステージの上から「ありがとう」と手を振り続ける佳林ちゃんに胸が熱くなりました。昔だったらもっと大雑把に、元気よく、客席全体に向かって「ありがとー!楽しかったねー!良い夢みろよ!」って感じで両手を振るようなイメージだったんですが、会場の広さの関係もあるでしょうけど、本当にお客さんの1人ひとりに向かって感謝の気持ちを伝えている感じがありました。この辺りがまた凄い大人びたな、と。

私は自分が誰かに見られたり、目を合わせたりすることがとても苦手なので、お見送り会に参加するかどうかとても悩んでいたんですが、このライブを観た後に佳林ちゃんに合わずにさっさと帰ることはさすがにできませんでした。本当は近くで佳林ちゃんの姿を目に焼き付けたかったんですが、上手く目も合わせられず、ほとんど消え入るような声で、どもりながら「最高のライブでした」とだけお伝えさせていただきました。視界の端でも近くで見る佳林ちゃんは、とても美しく、可愛かったです。

不慣れな夜の名古屋の街。味噌カツでも食べようと、評価の高そうなお店を数店舗回りましたが、どこもかなり並んでいたので、大人しく駅弁で「矢場とん」を買って帰りました。

 

3.宮本佳林という正解

まだ書くのか、って感じですよね。はい。自分でも思ってます。早く寝たいです。

でも、今日のライブを観ながら思ったことがあります。それは宮本佳林がJuice=Juiceにおける、ひいてはハロプロにおける1つの正解であるということです。高橋愛田中れいな鈴木愛理がそうであるように、佳林ちゃんもまた1つの到達点だと思います。しかも、現在進行形で活動しているメンバーとしては数少ない存在です。

昔、誰だったか忘れましたが、有名なギタリストが「自分のプレイスタイルで迷ったりスランプになったりしたときは、だいたいいつも布袋寅泰さんを参考にしているんですよね。彼のプレイを見習ってみると、必ず良い方向に戻してくれる。ただ模倣するというよりは、基準というか指針というか、そういうのが明確になるんで、自分のプレイスタイルも再定義しやすくなるんですよ」的なことを言っていました。佳林ちゃんも特にJuice=Juice楽曲においては、必ず後輩たちの指針になる存在だと思います。それは単に佳林ちゃん在籍時の楽曲を後輩がカバーするという場面だけでなく、「あれ?Juice=Juiceとか、ハロプロとか、アイドルとして、どういうパフォーマンスが良いとされてるんだっけ?」と迷ったときにはいつだって、参照しに行けるのが、佳林ちゃんのパフォーマンスだと思うんです。それは単に後輩ちゃんたちに言えることだけでなく、私達ヲタもまた、「良いパフォーマンスが観たいな」とか「自分ってどんなパフォーマンスが好きなんだっけ?」となったときには佳林ちゃんを観に行けばまず間違いないと思います。佳林ちゃんは確固たる基準を持っているので、とりあえず佳林ちゃんのパフォーマンスを勉強しておけば、そこを基準に自分の「好き」を探れると思います。また、特に『Lonely Bus』なんかを見れば、「アイドルってここまで行けるんだ」とハッとさせられますね。参考にする後輩ちゃんからすれば、佐藤優樹ちゃんのパフォーマンスよりは多分現実味があるはず。まーちゃんは天性のものが強すぎて、もちろん努力もあるんでしょうが、ちょっと真似するには現実味がない気がします。

 

佳林ちゃんのパフォーマンスに感銘を受けながら、何となくそんなことを考えていました。んー、完全に蛇足感が強いけれど、まぁ、記録として残しておきましょう。

とにかく、宮本佳林ってすげぇし、後輩もヲタもとりあえず1回真剣に彼女のパフォーマンスを観ておいた方がいいよな、って思った今日だったわけです。何度も繰り返し言いますが、本当に今の佳林ちゃんって、エグいパフォーマンス魅せてくれるんで。これ、あとで気づいて「なんで追ってなかったんだ」となっても知らんからね。

 

最後に…

福田真琳旋風が巻き起こっている、現ハロプロ史の裏側で、実は宮本佳林がとんでもないことになっていた。昨年末にライブ映像を観たときからそう思っていましたが、今日生で観て来て、それが確信と実感に変わりました。

真琳ちゃんについても、何とか記事を書こうと思っています。既に書き始めてはいて、それを一旦下書きに回し、まずは佳林ちゃんから書き上げました。新幹線で名古屋から関東に戻り、もう5時になります。6時間ぶっ通しでキーボードを叩いていました。1万6000字です。久々の長文記事。でも、まだ書き足りないような気もする。

ともかく、今日はもう寝て、もし明日元気だったら、SATOYAMA&SATOUMI行ってみよう。なんか限りなく無理っぽいけど。でも、いいんだ。この土日はこれが書けたから大満足。幸せを噛みしめながら眠ろう。夢で髪の伸びた彼女が歌って踊ってくれますよう。