私が言いたいのは「Juice=Juiceって、っぱ、えぇグループやわ」ってことに尽きますね。えぇ、楽しいイベントでした。が、いつも通り日記を書きつつ、感想を後回ししますので、まずは目次を。はい、どうぞ。
日記
日記をつけないことにはどうにも始まらない、そして終われない乙女が宿って数年が経ちます。明日も仕事があるから早く眠らなきゃとわかっているのに、今日も夜更かし。はぁあ。
夜は短し、走れよ中年。心臓が破れるまで!(字余り)
て感じで、まずは最近、というか昨日の出来事から。ハロプロは99%関係ない日記になります。
まず、昨日は久しぶりに会うソウルメイトと美術館をハシゴしました。2つ3つハシゴしても、疲れるどころかテン上げ上等って感じでしたね。
朝10時に新宿駅に集合して、そこからロートレック展@SOMPO美術館へ。事前にYouTubeなどで簡単な予備知識を入れていたこともあり、楽しめました。もちろん主題のムーランルージュに纏わる色々な作品を見て、加賀さんの舞台を観に行きたいなと思ったりもしながら、大胆かつ繊細、そして鋭敏な作品群に心を奪われました。が、個人的に1番グっと来たのは、ナポレオンを描いた作品。
美術展の前半では、ロートレックによる素描がたくさん展示されていたのですが、その中でも沢山描かれていたのが「馬」。本当に馬が好きなんだなぁと思いつつ、また、ロートレックは幼くして足を怪我して足の成長が止まっていたり、そもそもが病弱であったことなどから、きっと元気に走り回る馬を見て何か思うところもあったのだろう、と勝手に妄想していました。ナポレオンを描いた作品には、馬に乗るナポレオンが描かれているのですが、この馬への気合の入り方が尋常じゃなかった。やっぱり馬を描くのが好きだったんだな、と感心しました。
その作品の逸話として、コンテストか何かに応募した作品だったということですが、史実に基づき、ナポレオンの服を地味に描いたことが原因で落選してしまったと説明がありました。きちんと調査をして、しかも大好きな馬も絵に入れて、万全の態勢で臨んだ作品が評価されなかった。評価されるのは、感性に任せて描いたムーランルージュのポスターばかり。みたいな、そんな人生の悲哀も感じましたね。
そのまま新宿でランチ。そう言えば、SOMPO美術館のある辺りは、北川莉央ちゃんの#北川飯記録でも紹介されているラーメン屋が何店舗かあるところだなぁ。私も2軒ほど行かせていただきました。ハロプロ関連の場所が増えると嬉しいものです。
さて、次は場所を移し、竹橋駅は東京国立近代美術館のTRIO展へ。竹橋駅は、里愛ちゃんのバーイベで来て以来だな、と何だか既に懐かしい気持ち。ぜんぶ何かしらの所縁があるんじゃないかと思えてきます。
特定の画家をフィーチャーした展示ではなかったので、「これ」というまとまった感想は持てなかったのですが、今まで聞いたこともなかったアーティストの作品をたくさん見られてとても満足感が高かったです。私が好きなユトリロの作品も2点ほど見られて、それも嬉しかったですね。個人的には写真の作品にとても揺さぶられました。写真展とかも今度行ってみよう。シャガールの『夢』という作品は可愛いな、と思いました。あと、百瀬文さんの映像作品も(断片的にですが)観て、面白かったです。そしたら、一緒に行った友人が百瀬さんの他の作品についても教えてくれ、なかなか凄い内容だったので俄然気になりました。『山羊を抱く』という作品なので、気になる方はぜひ調べてみてください。その後のカフェで友人が山羊に纏わる話を聞かせてくれ、それもセットで面白かったですね。強制労働所で山羊を可愛がると体力が回復するという話でした。
さて、だいぶ余計なことを書いてしまいました。
そんなこんなで今日は月曜日。最近は残業禁止令が出ていて、「逆に今日のイベント(第2部)に時間合わせるの面倒だな」と思いながらも、午前10時に重役出勤をかまし、無事定時で退社。あぁ、フレックスって最高。
それでもばっちり仕事でヘトヘトになりながら、代々木駅へ向かいました。
イベントの感想は次の部で書くとして、こうして今は23時。
セブン・イレブンで「がっつり油淋鶏とチャーシュー御飯」を購入し、自宅で汗だくになりながらそれをかっ食らい、『ここはすべて夜明けまえ』の解説動画を眺めつつ、汗が引くのを待ってシャワーへ。ぬるめのシャワーで汗を流し、Glass Beamsを聴きながら、全裸でここまでの日記を書いていました。
というわけで、ようやく「上澄み」を濾過し終えたので、今日のイベントについて書いていくぞ!
イベントの感想
あまり体系立てて語ることもできそうにないので、思いつくままに。
まず、会場右扉からの降臨。里愛ちゃんは足をお怪我なさっているということで、最初からステージへ。
そう!そうなんですよ。話の流れはぶった切りますが、里愛ちゃん、おみ足をお怪我なされているということで。心配です。かわいそう。早く治りますように。巷では、土日のハロコンで最後の客席降臨にいなかったことと、接触禁止令を繋げて邪推する人もいましたが(里愛ちゃんのロックな魂もその邪推を呼び寄せる一因になっていたようにも思いますが)、事実は意外とシンプルでお怪我だったと。妄想はいくらでもできますが、誰も幸せにならない妄想は思っていても口には出すべきではありませんね。
話を戻して。私は接触系のイベントにはほぼほぼ縁がないので、お美しいJuice=Juiceメンバーがかなり近くに現れたことで、もうビビり散らかしていました。近くで見ると、やっぱりれいれいがエグイ。みんなヤバいのはヤバいのですが、れいれいはエグイ。美人過ぎる…! 前に会社の近くで、昼休みにれいれい(らしき人)を見かけたことがあるのですが、やっぱりその時の数倍は衝撃的でした。街中で見かけるれいれいもちょっと浮世離れしていましたが、マスクをしたり、帽子を被ったりしていたので、今日ほどしっかりとは見えませんでした。
だいたい10列目くらいの席でしたので、ステージも比較的近かったですね。残念ながら推しの里愛ちゃんが座っている辺りは、左右どちらの場所も人と被っていてあまりよく見えず…まぁ、いつも里愛ちゃんを中心に見てしまうので、逆に今日は色々なメンバーをよく見る機会だと思って、前向きな気持ちを作っていました。
さて、そろそろ寒くなってきたので服を着ます。冷房も弱めて…っと。
ゲームコーナーはとにかく楽しかったです。太陽チームとヒマワリチームに分かれての対決。ハロプロの楽曲を答える問題がほとんどだったのですが、みんなちゃんと正解できていて本当にすごいな、と思いました。私もそれなりにヲタ歴は長い方なのですが、全然楽曲をちゃんと抑えていないな、と思わされました。特に「全然歌詞を読み込んでない!」と思い知らされました。反面、Juice=Juiceメンバーはまだ加入してそんなに長くないにもかかわらず、歌詞を聞いたり、音楽を聞いて、すぐになんの曲かピンと来ているので流石ですね。
色々な問題がありましたが、『ロボキッス』が答えの問題で、ゆめりあいが2人で正解しているのがやっぱりハイライトだったでしょうか。「ゆめりあい~!」となりました。なんだ、その感想。
パフォーマンスコーナーに関しては、結構どこから語ればいいのかわからない感じなんですが、とりあえずセトリを見ながら、感じたことを思い出して。
1.トウキョウ・ブラー
2.FUNKY FLUSHIN'
3.SEXY BOY~そよ風に寄り添って~(段原、有澤、江端)
4.きっと私は(井上、川嶋)
5.今夜だけ浮かれたかった(工藤、松永、石山、遠藤)
6.プライド・ブライト
7.生まれたてのBaby Love
8.Wonderful World
あ、ちなみに私が参加したのは2部の方です。1部は『生まれたて~』が『禁断少女』だったらしいですね。
最初の『トウキョウ・ブラー』から思ったのは、「みんな歌うまっ」ってことでした。なんていうか、大きなホールとかで聴くよりも、音が生々しいんですよ。細やかなニュアンスまで聴き取れるというか。だからこそ下手だと丸わかりだし、逆に上手いのが直に伝わってくるというか。中でも、座っている里愛ちゃんの安定感ったらなかったですね。曲数が進んでいくにしたがって、演者もだんだんテンションが上がってくるので、そうすると里愛ちゃんも座っているのがだんだん煩わしそうに見えてくるというか。本当だったら、バッキバキに踊りながら、全身を使って声をマイクに込めたいんだろうな、とそんな風に見えましたね。
ですが、とりあえず1曲目でまだ温まり切っていない中では、里愛ちゃんの座りパフォーマンスの安定感が特に目を引いたというところでした。
曲を順番になぞっていく、というよりは思い出した順で喋りますが、序盤では割とりんごちゃんにハッとさせられることが多かったです。ソロパートでも縒れずに、しっかりと声が響いてくるし、ダンスもダイナミックで美しい。距離が近いライブだとそれがより生々しく伝わって来て、ちょっとドキドキしました。あとは、どの曲かちょっと忘れてしまったのですが、右腕を掲げてカウントをみんなで取るところでは、りんごちゃんのカウントの取り方がめちゃくちゃカッコ良かったです。みんなが単純な1動作でカウント取っているところ、りんごちゃんは3動作くらいを一瞬でキメている、みたいな。指先まで美しかったですね。
シャッフルユニットでの『今夜だけ浮かれたかった』では、Cメロのさくらちに痺れました。ていうか、さくらちは本当に歌が上手くなってますよね。普通に歌唱メンやん。って感じ。りんごちゃんが低音タイプなのに対して、さくらちは割と高音タイプってのがまた良い。年齢と高低が反転してるのも良い。話をまたCメロに戻しますけれど、さくらちの『どうしたら輝けるの?』がパフォーマンス部門での今日のハイライトでした。その後のタコちゃんの『泣きたいわ』で本来は「Fu~♪」なんでしょうけど、あまりにもさくらちのパートが良かったので、みんなそこで「Fu~♪」しちゃってるくらいでしたもん。自分の見せ場のパートに「Fu~♪」を被せられたタコちゃんも、最後の挨拶でさくらちのこのパートを褒めていましたね。
やっぱり高音を響かせられるメンバーって、グループを華やかにしますよね。低音タイプは「カッコイイ」でグループを引っ張りますけれど、このさくらちとタコちゃんの連続高音キラーパートは、まじで最強だと思いました。
高音で言うと、忘れてはならないのが、Juice=Juiceの至宝「川嶋美楓」。安定してきた、というよりは、総合的に底上げされたという感じが強いですかね。ダンスも表情も、もちろん歌声もかなりレベルアップして、普通に主力級でした。瑠々ちゃん、れいれい、里愛ちゃんが異常に強いからまだまだ新人扱いという感じなのかもしれませんが、娘。におけるはるさんくらい目立っても良い気がしますね。いくつかのソロパートでも確実に声質の良さをアピールしていましたし、れいれいとやった『きっと私は』では安定してれいれいと渡り合っていました。さすがにれいれいと比べると力負け感や、微妙なニュアンスのつけ方、表現力という辺りでの成長の余地というのもありましたけれど、それがむしろJuice=Juiceの希望になっているという。
りんごちゃん、さくらち、みっぷる。この3人が今日のイベントではとにかくすごかったです。もともと記事のサブタイトルは「安泰・期待・ハバグッタイ!」というふざけた言葉にしていたのですが、この「安泰」と「期待」はこの3人を見て、思ったことですね。「ハバグッタイ」は適当に韻を踏んだだけです。もちろん。
3flowerの2人はちゃんと中堅として、パフォーマンスを引っ張っていましたね。この2人もいつかのゆめりあいと似たような壁にぶつかっているような感じがします。バランスとエモーショナル。妃咲ちゃんはめちゃ可愛いのはもちろんですが、意外とどんなパートも器用に安定してこなせて、日に日に歌声にも力強さと艶と豊かな表現力がついてきている一方で、ガツンと感情任せに振り切れる瞬間がまだあまり見えてこない。その感じは一昔前の里愛ちゃんと近いものがあるでしょうか。
対して、いちかしは多才・天然という強みがありつつ、楽曲に身を任せるのが上手。感情で歌っている感じがありますよね。でも、それがまだアンコントロールな印象もあるでしょうか。この感じは、一昔前のタコちゃんに通じる部分がるように思います。そんな両極端な2人だからこそ、お互いに刺激し合って、さらなる成長を期待してしまいますよね。まさにゆめりあいがそんな感じで、今やJuice=Juiceの両翼ですからね。「エモ」を手に入れた里愛ちゃんと、「コントロール」を手に入れたタコちゃん。
特に今日のパフォーマンスでは、タコちゃんの自由自在な歌声に翻弄されました。昔は軸がブレブレになるくらい全身で歌っているという感じだったのですが、最近はスッと上品に軸を据えたまま、いい意味で口先だけで歌えてしまう。もともと声質が最高でしたからね。しっかりと音楽を聞いて、音楽と絡ませながら自分を表現できるようになったタコちゃんは向かうところ敵なしですね。
そして、そうは言っても、やっぱり段原瑠々なのよ。
勝手なプラシーボ効果なのかもしれませんが、リーダーになってからより覇気がでかくなり、神々しさが増しましたね。瑠々ちゃんが中心に着た瞬間、すべてが瑠々ちゃんへの供物となれ果てます。ダンスももう本当に見せ方が上手いし、ニュアンスのつけ方が大人び過ぎている。のに、笑顔が超絶可愛い。のに、やっぱり歌が最強過ぎる。うわぁ、この人は全部持ってるな。と、そう思わせられます。
瑠々ちゃんがリーダーって、Juice=Juice強すぎるだろ。この人に引っ張られている集団は、もう強くならざるを得ないというか。もちろん今までのJuice=Juiceのリーダーたち、OGメンバーたちもめためたに強かったわけですが、加入当初から実力でわからせてきた人間の破壊力たるやまた想像を絶するものがありますね。
というようなことを、今日のステージを見て痛感しました。
これ「TRIANGROOOVE2」とんでもないことになるぞ。
締め
まぁ、れいれいが『きっと明日は』を演ったとか、『SEXY BOY』楽しすぎた、とか色々とありはしますが、無事サブタイトルもちゃんと決まったということで、また0時もきっちり回ったということで、これにて解散としたいと思います。
それと、りさち、良くなってくれ(もちろん、里愛ちゃんもね)。3flowerについて書いていると、やっぱりりさちのことを考えてしまうのよな。りさちがたまにブログを更新してくれていますが、できるだけコメントを残すようにしています。私もりさちとは違う病気ですが、精神疾患で苦しんだ、苦しんでいる人間ですので。
できることができなくなる、とかそういうのって、ただ不便というところを通り越して、自信や尊厳が失われたり、自分の価値を見失ってしまいがちなので。過剰な期待は重荷になってしまいますけれど、単純な生活上の機能ではなく、そういった抽象的な部分の安らぎをりさちが少しでも取り戻してくれれば。機能に関しては、時間をかければ回復できたり、折り合いがつけられたり、何とかなると思うので。心折れずに、一進一退を繰り返しながらでも良くなっていくことを祈っております。
さて、本当に寝よう。でも、気持ちが高ぶっているので、明日会社に持っていくアイスコーヒーを作りながら少しチルしよう。チルチルミチル。うーん、最初に考えていた「安泰・期待・ハバグッタイ!」もなかなか良いサブタイトルだと思うんだよな。