霏々

音楽や小説など

適応障害と診断されまして… vol.67

適応障害と診断されて256日目(6月27日)にこの記事を書いています。また2週間ぶりの更新になりますね。このところサボり気味でした。

 

前回

eishiminato.hatenablog.com

 

再休職をしてからの日々を前回は書きました。特に「敏感すぎるあなたへ」という本が面白かったのでその紹介をさせていただきました。

 

 

日記をつけることを怠っていたので、今回はこの2週間の内容についてざっくりとまとめようと思います。

 

1.地方公務員試験

GW中に現職を辞するつもりで気持ちを固めていたので、次の働き口として地元の地方公務員を考え、応募だけはしていたのです。結局、GW明けに会社との話し合いの中で配置換えを進めてもらうようになったので、すぐに退職するのではなく、とりあえずは新しい環境でやれるだけやってみることに舵を切りました。しかしながら、異動する前にもう感情の制御ができなくなってしまい、再休職することに…

再休職になったのが5月末。そして、公務員試験は6月20日でした。休職中にすることもなかったので、とりあえず公務員試験に向けて勉強をすることにしました。

私が受験しようとしていた地方公務員試験の1次試験は一般教養と専門科目に分かれていました。それぞれ試験時間は2時間。まずは一般教養の方から勉強に取り掛かりましたが、これが非常に難しかったです。私は理系出身なので、政治やら歴史やらがもうてんでわからず、付け焼刃的に勉強もしましたが、とても本番で得点できる気がしなかったのでこちらは潔く諦めることにしました。ただ、一般教養の半分は理系科目やSPI的な数的処理問題となっているので、こちらは大丈夫そうでした。なので、100点満点とするならば、50点は取れるかな?という感じです。理系科目はケアレスミス込みで半分の50点弱になり、残り半分の文系科目も選択問題なので+αの何点かは取れそうです。合格点はわかりませんが、そんなに倍率も高そうではなかったので、これでダメならもう仕方ないかなという感じです。

専門科目についてはその辺の大学院入試程度のレベルのようです。久しぶりにしっかりとした勉強になるので最初は苦労しましたが、やっているうちに少しだけ楽しめるようになってきました。約2週間かけて購入した問題集をざっくりと2周しました。大学時代にほとんど触れて来なかった単元は飛ばしてやったので、短い期間でしたが何とか間に合わせられました。昔から私は勉強くらいしかまともにやって来なかったので、こういうのは比較的好きだし得意な方かなと、なんだか懐かしい気持ちになりましたね。試験の難易度にもよりますが、テキストと同レベルでも7~8割は取れそうな感じです。

そして、実際に試験を受ける日がやって来ました。2~3週間分の努力にしか過ぎないので特に緊張もしませんでした。むしろ久しぶりにしゃんとした気持ちになれて楽しかったような気がします。昔からペーパーテストは比較的好きだったので(早く学校から帰られますし)、そんなことを思い出したりもしました。受験会場が高校だったので、自分の高校時代を思い出したりもしました。一般教養の方はほぼ完全に予想通りでした。40問中21問が語学・理系問題で、こちらはほぼ満点が取れそうでした。残りの19問の文系科目はさっぱりでしたが、一部選択肢を絞って、あとは運任せという感じでしょうか。時間配分的には2時間の試験時間のうち、1時間半を語学・理系問題に使い、残りの30分で得点の見込みが薄い文系科目に振り分けた感じです。何とかぎりぎり間に合わせられました。専門科目の方は勉強していたよりも若干レベルが低く、むしろ学習を飛ばした単元がネックになってしまいました。わからないなりに軽くでも基礎を勉強しておけば、確実に得点できそうな問題だったように思います。感覚でとりあえず解けはしたので、こちらも予定通り8割近くは得点できたような手応えです。

結果は6月末に発表されるようです。受験者も少なかったですし、おそらく1次試験は何とかなるんじゃないかと楽観視しています。しかしながら問題があって、2次試験の日が現職の復職の関係でどうしても休めない日なんですよね。1次試験は日曜日に開催でしたから良かったですが、2次試験は平日ということでとても困りました…おそらく受験は難しいかなと思います。

というわけで、今年の公務員試験は合格がほぼ無理そうということになりました。しかしながら、来年以降受験するにあたって純粋に学力が問われる1次試験の「感じ」だけでもわかったのは良いことです。もし今年合格できるなら来年以降も何とかなりそうな気がしています。と言っても、私も歳が歳ですから、残されたチャンスは少ないですけどね。現在の仕事を続けられたら、社会人枠でチャンスも残されるわけなので、今回の受験では将来の選択肢を広げる基盤ができたように思います。

何よりも今回の受験では生きていく上での自信を少しだけ取り戻すことができたように思います。少なくとも20年近く続けてきた学校のお勉強は私の身になっているようですし、それが実際の社会でどれだけ役に立つかは不明ですが、わずかでも私のよりどころにはなってくれそうです。「ある程度真面目に勉強して来て良かった」と久方ぶりに思うことができました。

そして、休職中のリハビリとしては丁度良かったようにも思います。

そんな感じで割と充実した地方公務員試験と相成りました。

 

2.祖父の死

先日私の父方の祖父が亡くなりました。小さい頃から共働きの両親の代わりによく面倒を見てくれた祖父でした。戦時中15歳で予科練に入り、もう1年でも戦争が長引いていればおそらくは特攻隊として飛び立っていたであろう、ということをよく聞かされました。私の家系の中では私とともに唯一の理系側の人間で、獣医をしており、合理的な考え方をする人だったので私は密かに尊敬しておりました。祖母が亡くなってからも一人で立派に生活をしており、体が弱って来ると自分で介護施設を見つけて来てそこに入るような人でした。

紙飛行機の作り方、飛ばし方、水泳、そのほか色々なことを教えてくれた記憶があります。祖父と祖母のどちらが飾ったのかはわかりませんが、家の整理をしているときに私の写真がたくさん飾られているのを見つけて、よく気にかけてくれていたんだなと感じました。

もともと認知症がかなり進行していましたが、コロナの関係で介護施設にほぼ閉じ込められていたことで拍車がかかり、また体力も落ちていたのが原因でした。5月には肺炎にかかり、健常者であればそこまで酷くならないようなものが病人に入院することが必要になるほど体力が衰えていました。6月の頭に何とか退院して介護施設に戻ったのですが、正直このままでは厳しいということも施設から言われていたところ、また何らかの細菌による感染症で体調が急変し、そのまま帰らぬ人となりました。新型コロナではなく、CTスキャンの結果、胆管結石から来る内臓の炎症が直接的な原因であったようです。朝方救急車で病院に運ばれてからあっという間の出来事でした。

たまたま私も地元に帰っていたので、祖父を最後看取ることもできましたし、葬儀等にもしっかりと参加することができました。体調が優れず周囲に迷惑をかけてしまった部分もありますが、少しは両親の役にも立てたと思うので良かったです。

3月には母方の祖母も亡くなり、これで残っているのは母方の祖父だけです。みな歳を取り、命を終えていきます。私は未だに生きることが怖く、悲しい夜にはどうして上手く自殺できなかったのかを考えることもあります。しかしながら、少しずつそういう気持ちは薄れてきたようにも思います。

こんな風に悩んでいると、寿命を全うした祖父や祖母に申し訳ない気持ちになりますね。

祖父の死に際してもう少し色々と書けると思っていたのですが、どうやらあまり自分以外の人のことについて書くのは得意でないようです。強い眠気に襲われていることも原因の一部ではあるでしょうが。

ともかく、あちらの世界でゆっくりと祖父が休んでいることを祈るばかりです。

 

3.暴力的な眠気

地方公務員の受験前あたりから、とてつもなく眠い日が続いています。今日も朝散歩をし終わって8時前くらいから15時過ぎまでずっとベッド中で寝たり起きたりを繰り返していました。とにかく眠くて眠くて仕方ないのです。全身がだるく疲れています。15時には一度ぱっと目が覚めて、このブログを書き始めるなど少し活動的になれたのですが、夕飯も食べ終えた19時現在、もう強い眠気に襲われています。

なぜこんなにも眠いのでしょうか。体力が落ちているという実感もあるのですが、明らかに異常な眠気です。薬を変えたわけではないですし、原因がよくわかりません。疲れやすい状態が続いています。こんなんで復職できるのでしょうか…不安です…

 

4.カウンセリング

昨日初めてカウンセリングを受けてきました。と言っても初回なので、これまでのざっくりとした人生歴と発病の経緯を話して制限時間の50分が終わってしまいました。また来週カウンセリングです。アドバイスとして朝散歩と、日々の記録(起床時間や食事等)を命じられたので、とりあえずそれは守ろうと思っています。

 

最後に…

ダメです。。。とにかく眠いです。眠くて仕方ありません。ほんの数時間前まではもっと沢山書こうという気持ちでいたのですが、もうその気力がありません。今日はずっと寝てばかりだったのに、まだまだ眠くて仕方がないのです。

7月1日からの復職が上手くいきますように。。。

 

次回

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