待ちに待ったTRIANGROOOVE2に行ってきました。前回記事で色々と復習したこともあり、本当にワクワクしながら本庄に向かいましたよ。
※以降の記事では多分にネタバレを含みますので、ご承知おきください。まだコンサートは初日を迎えたばかりではあります。ぜひとも事前情報なしで見てほしい公演ですので、せっかくの楽しみをこんなしょうもない記事で台無しにしないようお気をつけてください。
例によって何も構成なんて考えずに書き始めていますが、上記の予習復習記事での予想を踏まえつつ、あとはセトリを何となくさらいながら書き進めていくことになりそうです。そんな予感をツンと伸ばした髪の毛の先で感じ取っています。
答え合わせ
まず1曲目に何が来るかというところの答え合わせですが、これは外しましたね。前回を踏襲しての『Borderline』か、パワープレイの『プラトニック・プラネット』、そして大穴として『おあいこ』という願望を掲げましたが、まさかの『トウキョウ・ブラー』。確かに『Borderline』の都会感もあるし、新曲という意味では一応の整合性も取れている気がします。にしても、もうすっかり『トウキョウ・ブラー』はJuice=Juiceの中でも勝負曲になりましたね。私はこの曲、大好きなので嬉しい限りです。
レビューも泥酔しながらの謎テンション+冷静になって…で書いていますしね。いま読み返しても泥酔ゾーンは本当に酷い文章、、、
それからTRIANGROOOVEの3ブロックがどうなるか、ということでしたが、「もうやりようもないだろうしな」ということで、「キュート」「セクシー」「クール」を踏襲してくるのではないだろうかという予想でした。が、これは嬉しくも裏切られ、「キュート」「アクティブ」「パッション」の3ブロックに進化していました。嬉しい誤算。
でも、「アクティブ」と「パッション」は出てこなかったな。「パッション」の方は記事を書いた後、YouTubeにお喋りを載っけていたのですが、そこではちらっと言っていましたかね。でも、冗談半分で色々と言葉を羅列しただけでしたので、当てたとは到底言えないです。んー、残念。
そして、衣装については全然言及できていませんでしたが、今回はこの3ブロック分けのメンバーごとに異なる衣装を着ていました。登場の場面からピンク・黄・赤の3色に分かれており、かつフォルムも結構違ったので、「それぞれのブロックコンセプトに分かれているのだろうな」というのが一目でわかりました。が、ピンクが「キュート」で、黄色は前回の「クール」チームに近い感じがありましたが、赤色が「んん、セクシーっぽくはないぞ」という感じだったんですよね。そこで「もしかしたら、キュート・セクシー・クールではないかも」と思い至ったわけですが、どんな組み分けなのかは全然想像ができませんでした。
肝心のチーム分けについては、チームコンセプトこそ当てられなかったものの、おおよそ当てられたかなという感じです。まぁ、メンバー特性を考慮して3チームに分けたら自然とこうなりそうな気がしますよね。
キュートチームは、由愛ちゃん・妃咲ちゃん・みっぷるということでおおよそ想像通り。いちかしとみっぷるのどっちかな、と思っていましたが、みっぷるがキュートということでおおよそ順当でした。「新人がキュートチームはありきたりかな」という部分を考えて、いちかしをあえてキュートにしてみましたが、いちかしはアクティブに取っておかなくてはなりませんでした。そこにまでは思い至れなかった。
というわけで、アクティブチームは、れいれい・いちかし・さくらちになりました。ここは「クール」として予想をしていましたが、何となくれいれいとさくらちはカッコイイ系のチームかなという印象がありましたね。れいれいにはボイパを活かしてほしいというところもありましたので、ここも正解。でも、いちかしのバイオリンがここに合わさるとは想像できませんでした。それが予想できていれば、キュートチームにみっぷるで、クールチームにいちかしという予想も立ったかも。
パッションチームは、瑠々ちゃん・里愛ちゃん・あかりんごということでこれは完璧に正解。やった。まぁ、セクシーチームとして予想していたので、この組み分け以外はちょっと考えにくいですよね。そして予想通り、いや期待以上のパフォーマンスをしてくれました。
セトリとして当てられたのはめちゃくちゃ少なかったです。キュートチームで『POPPIN' LOVE』をやるくらいでした。ベタベタのベタのところ以外はほとんど当てられず、、、情けない。まぁ、そもそもキュート・アクティブ・パッションの3ブロックを当てられなかった時点で無理難題ではあるんですが。
『おあいこ』は見られなかったし、『G.O.A.T.』も『シンクロ。』もやらなかった。辛うじて『禁断少女』の落ちサビでみっぷるが来るだろうとは思っていましたが、個人的にはやなみんパートかなと思っていたところ、佳林ちゃんパートでしたね。でも、これはこれで最高だった。みっぷる→妃咲ちゃんの繋ぎはめちゃくちゃ良かった。これが正解なんだな。
あとは2曲目で『プラトニック・プラネット』を持ってくるのも、なんとなぁく、当てられていたかなというところ。まぁ、2曲目『プラプラ』ってのは、octpic!で実績もあり、何となく前半で盛り上げるところで使われている印象がありましたので、個人的には当てたというよりは「まぁ、当たり前か」というくらいの感じですね。
そんな感じで結構いい感じで予想を裏切られたので、とても楽しむことができました。『地団太ダンス』も見られたしね。にしても、アプカミのダンスレクチャー動画で突如として登場した『銀色のテレパシー』には思いっきりミスリードされましたね笑。あれはいったいなんだったんだ…武道館公演でやるんか…アップフロントおそるべし。
あとは、ブロックの繋ぎの部分で「何か特別な演出があるといいなー」と期待していたのですが、ここもおおよそ私が期待していた感じになりましたね! これが意外と嬉しかった。TRIANGROOOVEの"1"の公演では、何の説明もなしにBEYOOOOONDSが転換を担っていましたが、"2"では3ブロック構成が透けていたのでむしろ大胆に転換点を盛り上げてほしいと思っていました。しかも、ただMCで「次のブロックどうぞ~」ではなくて、何かしらの映像効果が欲しいな、と。その辺りの希望が意外とそのまま叶ったので、そこが嬉しいポイントでしたね。武道館公演ではさらに派手な演出になってくれることを期待しています。
というわけで、答え合わせとしてはこんなところですかね。色々と事前に予想していただけに、こんな楽しみ方もできて新鮮でした。いやいや、非常に楽しかったです。
セトリとざっくり感想
セトリについては綺麗にまとまっている記事やポストが沢山あると思いますので、セトリだけ見たい方は別途調べてみてください。私はざっくりとセトリ順に振り返ろうと思います。
1.トウキョウ・ブラー
これまで書いてきたとおりですが、これが1曲目か!という感じでした。まぁ、『Borderline』の置き換えという意味でも、楽曲の雰囲気が似ている気がするのでちょうど良いと思います。そして、なんと言っても衣装の分け方に気を取られていた1曲目でした。なるほど、予想通り、瑠々ちゃん・里愛ちゃん・あかりんごの3人が同じグループだよな。ということにテンションが上がっていました。
それと、衣装で言えば、ヒョウ柄ってのが結構ビックリしましたね。あまりJuice=Juiceでは見たことがない気がしたので新鮮でした。
楽曲の話に戻すと、落ちサビの「一番星目指す」のあとの「カ・カ・カ」というブレイクで、里愛ちゃんの手がビジョンに映っていたのがとても嬉しかったです。あそこはかなりの見せ場ですし、カッコイイところで、推しが輝く場所でもあるので。
2.プラトニック・プラネット
まぁ、ここは外しようがありませんよね。そして、この2曲目で序盤はクールでカッコイイJuice=Juiceをお届けするんだなというのを感じました。TRIANGROOOVEということでこの後に3ブロック構成が控えているのはわかっていましたが、この序盤のカッコイイタームをやるということは実質的には4ブロック構成なのかな、と思いました。
個人的にはoctpic!の『プラトニック・プラネット』の里愛ちゃんを見てファンになったので、こうしてほとんど毎公演『プラトニック・プラネット』が見られて嬉しい限りです。特に今回は「TRIANGROOOVE2」ということで過去のJuice=Juiceを背負っている感もあったので、思いもひとしおです。
3.微炭酸
いやぁ、だいぶクールな感じで攻めてきますね。これはもはや「クール」ブロックとしていいんじゃないかという気がします。でも、逆にここで「クール」をやるってことは3ブロック構成のところでは別の分け方になるのかな。そんなことを感じ始めたのがこの『微炭酸』でした。
どう見ても、赤チームの瑠々ちゃん・里愛ちゃん・あかりんごの衣装が「セクシー」ではなかったんですよ。なんかマジシャンというか、騎士感というか、そういう格式高い感じがあったので。てことは、やっぱりキュート・セクシー・クールではない別れ方なのかなという予想が立ちましたね。
微炭酸の1番では、結構ステージ上にみんなが散らばってのパフォーマンスだったので、そこもなんというか面白かったですね。2番ではみんなでフォーメーションを組んでのパフォーマンスだったのですが、元からそういう振付けでしたっけ? あまり記憶がないのですが、1人ひとりの姿をじっくり見られたのがよかったです。
MC
3部構成になることが瑠々ちゃんから告げられました。まぁ、そのような構成になることは透けていたので、きちんとアナウンスするのは全然ありだなと思いました。前回の"1"の公演では、何もアナウンス無しでやり切りましたけど、今回はきちんとコンセプトを打ち出したうえでパフォーマンスしていくのだな、とこちらも心構えができました。
そして何と言っても、公演当日は工藤由愛ちゃんの20歳の誕生日。みんなでハッピーバースデーを歌って「ハッピーバースデー・たーこー」とお祝いできたのが特別感もあってよかったですね。
<キュートブロック>
4.POPPIN' LOVE
これはもう予想通りの選曲。キュートチームのピンク色の衣装がとても楽曲に合っていたことは言うまでもないのですが、なかでもみっぷるが可愛く見えました。妃咲ちゃんも普通に可愛かったのですが、なんて言うか、やっぱり妃咲ちゃんって根っからの黄色属性なのか、あんまりピンク色の衣装がイメージには合わなかったです笑
りさちがお休み中ですので、セリフパートはタコちゃん。キュートチームのリーダーとしてしっかりと役割を果たしていました(記憶が違っていたらすみません。書いているうちに、あれ、みっぷるだったかも、と不安になってきました…)。
5.禁断少女
「ここで早くも来るか」という感じでしたが、そう言えば前回のTRIANGROOOVEでもやっていなかった楽曲なので、ちょっと嬉しくもありました。なんと言っても、落ちサビのパート割がどうなるのかがもう序盤からソワソワしていました。
結果、由愛ちゃん→瑠々ちゃん→みっぷる→妃咲ちゃんというキュートチームのメンバーをフィーチャーしながらおおよそ私好みのバトンパスになりました(たぶんこの流れだったはず…やはり記憶に自信が…)。みっぷる→妃咲ちゃんは間違っていないはずですが、当初はみっぷるがラストだといいなと思っていたのですが、みっぷるの佳林ちゃんパートも良かったですね。高音が強く、表現力の高い佳林ちゃんのパートをみっぷるが継いでいるというのが、今後の未来を頼もしく感じさせます。そして、どちらかと言えば低音成分多めだけれど、めちゃくちゃ高いパートを歌ったやなみんを引き継いだがの妃咲ちゃんという。これもまたなんか胸アツでした。
6.イニミニマニモ~恋のライバル宣言~
ここは、キュートチーム、由愛ちゃん・妃咲ちゃん・みっぷるの3人によるユニットパフォーマンス。意外と最近のJuice=Juiceにも可愛い曲ってあったなと思い知らされました。あまり聴く機会がなかった曲だったので、やってくれて嬉しかったです。
間奏のチェアダンス(階段に座りながら、脚メインで魅せるダンス…とGPTに聞いたら「チェアダンス」と教えてくれました)もとってもかわいかったです。ただ、まだまだぎこちなさがありましたので、武道館公演までにどれくらい成長するのかというのが楽しみですね。こういう色々なことに挑戦するのもいいこと。いやぁ、ぎこちなさも含めて実にキュートでした。
<アクティブブロック>
7.地団太ダンス
いやぁ、まさかこれが聴けるとは。この曲ってば、めちゃくちゃ楽しいんですよね。意外と感情を乗せやすく、リズムに乗りやすく、それでいてふざけたダンスもやってくれるという。ヲタク全体で『ドン♪ ドン♪』と合唱していたのも思い出に残りました。
この曲が初披露?だったのかな、のときのひなフェス付近では、「なにこの曲…こんなんやるんだっけJuice=Juice…」みたいな感じでしたけど、個人的にはこの曲を貰えた時にとても嬉しかったです。こういった攻めていながらきっちり完成度の高い楽曲こそ、Juice=Juiceらしいじゃないかと思ったものです。
8.ポップミュージック
地団太のあとにこれは…なるほど、アクティブってそういうことね。半分コメディみたいなことなのかなと納得しました。意外と、Juice=Juiceにはこういう一面もあるんだぞ、と。こうやってあまり考えることなく、会場全体でとにかく音楽を楽しむってのもとてもいいです。
ここまでのアクティブブロックの2曲は、いずれもオリメンがいた頃からの楽曲ですが、なんとなくあの頃よりも今のメンバーの方がしっくり来る感じがあるでしょうか。オリメンがいた頃って、もっと職人感があったので、手練れのライブモンスターたちが私たちと同じ土俵まで降りてきてくれてそれで一緒に楽しませてくれているっていう感じがあったのですが、今のJuice=Juiceはもう少しナチュラルにみんなで音楽を楽しんでいる感じがあるような気がします。
それが今のJuice=Juiceの強みなのかな、と。
それと個人的には「どうあれ~」の地声超高音の金朋パートを里愛ちゃんが引き継いでくれているのが嬉しかったです。里愛ちゃんも負けじと地声で歌っているのがカッコ良かったです。
9.あばれてっかハバグッタイ
この曲も確かにコメディ寄りの楽曲ですね。意外とこういう引き出しも多い、Juice=Juiceでも。なぜかライブではかなり盛り上がっちゃう。ただオモシロおかしいだけではなくて、きちんと音楽として乗せてくれる。ここがJuice=Juiceのカッコイイところ。
イントロでれいれいのボイパと、いちさくの煽りがまためちゃくちゃ楽しかったです。「あばれてっかハバグッタイ♪」のコール&レスポンスの次には、「念には念を入れるんだ♪」のコール&レスポンスが待っていて、めちゃくちゃテンションが上がりました。
あ、っといい忘れていましたが、ここはれいれい・いちかし・さくらちのアクティブチーム3人のユニットになります。途中のセリフ?パートのところも、ちょっと聞き取れなかったのと忘れてしまいましたが、「めっちゃありがとう!」的なことを言っていて、アレンジが加えられていて面白かったです。
間奏ではあえてかなり不協和音に聴こえるような超ハードないちかしのバイオリンも奏でられ、なるほどここは飛び道具グループでもあるんだなと思いましたね。れいれいのボイパ、いちかしのバイオリン、そしてさくらちのコール&レスポンス。最高に楽しいパフォーマンスで、なんていうか、「私たちが一番会場盛り上げたでしょ」っていう叫びを聞いた気がします。
<パッションブロック>
10.ノクチルカ
ここで来たか、と。めっちゃ好きな曲なんですよね『ノクチルカ』。てことは、パッションブロックはある程度予想通り、大人っぽい系の楽曲で攻めるんだなともうワクワクが止まりませんでした。なんて言ったって、このグループは瑠々ちゃん・里愛ちゃん・あかりんごが主役ですからね。
と言いつつも、やはりこの楽曲の最大の見せ場はCメロのラストの、るるれいの「誰かの模造品は嫌っ!」のところ。歓声もひときわ。
なんて言うか、特別に何か事件のようなものがあるわけではないので、言語化が難しいのですが、いつもと変わらない情熱的で腹の底から振るわせてくれる最高品質のJuice=Juiceを見せてくれました。
11.全部賭けてGO!
この曲を忘れていました。復習ブログを書いていたときには、まったくこの曲のことが頭になかったです。前奏が鳴った瞬間に「あ、やられた」と思いましたね。なんていうか、この曲は私の中では「地味にめっちゃ名曲」って立ち位置なんですよ。毎回忘れてしまうけれど、前奏がかかったときに「うわ、良い曲だ」となるんですよね。
ギターのカッティングがカッコ良くて、それでいって曲全体を通してほぼ同じフレーズでわかりやすいので、私の拙いギターでもずっと合わせていられるっていう。そして、一緒に弾いていると本当に楽しい。
そんな個人的な体験があるので、この曲は特に一緒に乗って楽しんでいました。後半のフェイク合戦も大変気持ちようございました。
12.Va-Va-Voom
ここはパッションチーム、瑠々ちゃん・里愛ちゃん・あかりんごの3人によるパフォーマンス。前奏がいつもより少し長くなっていて、ダンスで客席を乗せます。
なんて言うか泣きそうになるのが、たぶんこの曲は、あかりんごにとってかなりの正念場だったのかな、というのがもうパフォーマンスから伝わってくるんですよ。3人だけのパフォーマンスで、しかも一緒にやるのがリーダーにして最強のるるちゃんと、音楽に愛されし里愛ちゃんっていうなんとも骨太な組み合わせ。そして選ばれた楽曲が、がっつり声を張り上げて歌わなくてはならない『Va-Va-Voom』っていう。もうここで先輩2人に引けを取ったら、バランスが崩れてしまう。勝つところまではいかなかったしても、決して見劣りしてはいけない。そういう気持ち、気迫があかりんごのパフォーマンスからは強く伝わってきました。
長めのソロパートをもらって、それを懸命に歌いきるあかりんごの勇姿に涙腺が潤みましたね。そして、それだけのパフォーマンスを受けて、瑠々ちゃんと里愛ちゃんがまたさらにギアを入れてくるんですよ。まだやれんだろ、私たち、って感じで。これにはもうやられました。ボイパもバイオリンもコール&レスポンスも、もっと言えば、チェアダンスも可愛いセリフもない…でも、私達のチームがやっぱり最強でしょ、ってあからさまなライバル意識を剝き出しているのが本当にカッコ良かったです。
間奏のダンスパートも、あかりんごを活かすものでありながら、三者三様のスタイルを見せつけてきました。瑠々ちゃんはバキバキの攻撃的なダンス、里愛ちゃんはテクニカルでスタイリッシュなダンス、あかりんごはバレエを活かした連続ターンと優雅なダンス。いやぁ、ここはここで芸達者なチームですね。
いやぁ、終盤のフェイクも含めて、最高に盛り上がった。3人とは思えない音の厚み。良いものを見ました。
MC
アクティブチームによる着替え中のMCだったのですが、これがめちゃくちゃ長くて面白かったです。各チームの裏話とかを結構話してくれたので、かなりの満足感がありましたね。
キュートチームでは、れいれい曰く、妃咲ちゃんはあまり似合っていない的な話で笑いを誘い、アクティブチームでは、コール&レスポンスをどうするかで悩んでいた(自分たちで好きにやっていいと言われていた)という話をしていましたね。パッションチームに関しては、めっちゃ盛り上がっていた的なMCだったと思いますが、そのあと全員を呼び込んだところで、瑠々ちゃんからイヤモニで「着替えOKです」と3回くらいお知らせがあったことをバラされていました。
ここで時間を使い過ぎたのか、もとからそういう構成なのかわからないのですが、今回のツアーの最後の挨拶は各チームから1人ずつで、全員ではありませんでした。あれ、前からそうやって選抜でしたっけ。武道館公演に行くことが多かったので、全員が喋るものという先入観があったので少しびっくりしました。
13.Future Smile
この曲はやっぱり盛り上がるし、カッコイイ。ベースラインとピアノがめっちゃ良い。そしてもちろんいちかしのバイオリン。ここでも惜しみなく披露されていました。今日はバイオリン大活躍だなぁと見ながら感心していました。
んで、実は間奏のバイオリンで1か所、結構わかりやすいミスタッチがあったのですが、それを取り返すようになのかもとからそういうアレンジだったのかわからないのですが、アウトロでももう1回間奏部分のバイオリンソロを弾いているのがカッコ良かったです。私個人的にはおそらく間奏部分のリベンジだったと思うのですが、来週も仙台にライブを観に行くのでそこに注目して聞いてみたいと思います。
あと、この曲から衣装も変わって、オレンジと黒がベースのめちゃくちゃお洒落な衣装になりました。あんまり見たことがない配色で、それでも各人がそれぞれスタイリッシュに見えたのがよかったです。個人的にはれいれいの情藩士が黒で、スカートがぱきっとしたオレンジの衣装がとても好みでした。
14.Never Never Surrender
15.STAGE~アガってみな~
16.ナイモノラブ
17.GIRLS BE AMBTIOUS!
18.プライド・ブライト
ちょっと文字数がかさみ過ぎたのと、私の体力が限界に近付いてきたのと、たいていライブの後半はもう楽しむことに全ベットするので細かいところの記憶がないといういくつかの理由から、ここら辺はある程度まとめて。
まずネバサレはラストのいちかちゃんのフェイクがまじかっけぇ。ってこと。今日のいちかしはもう縦横無尽の大活躍でしたね。次のSTAGEはもうれいれいのボイパでやっぱり盛り上がりました。ナイモノラブはCメロの、あーりーから受け継いだ里愛ちゃんの長尺ソロがハイライト。ガルビーは体制が変わったこともあって、瑠々ちゃんはリーダー仕様、れいれいはサブリーダー仕様のパートとなりました。一方で里愛ちゃんは相変わらず「クールビューティーで時代を牽引」し続けているのが、なんだか歴史を感じました。そして、最後が『プライド・ブライト』ってのが最高にカッコイイ。ロックバンドのラストかよ、って感じでした。
てな感じで、文字で書いてしまうと、かなりざっくりとした感想にはなってしまいますが、まぁ、それだけ現場では無心で音楽を楽しんでいたと思ってください。
<アンコール>
19.がんばれないよ
久しぶりの選曲ですが、ヒートアップした会場に対して、「いや、私たちしっとり歌うのもめちゃくちゃ上手いんですよ」と訴えかけるような最高の歌唱パフォーマンスでしたね。
MC
各チームからの選抜でのご挨拶。キュートチームからは本日誕生日の由愛ちゃん。細かいところは思い出せませんが、とにかく色んな魅力を見せて、20歳も素敵なパフォーマンスを届けられるようにしたい的なお話しでしたね。アクティブチームからはいちかし。中盤のMCではバイオリンについて沢山褒めてもらったから、れいれいのボイパもめっちゃいいんです、ってことを伝えたい…みたいなMCだったと思います。
そして、最後にパッションチームからは里愛ちゃん(推しの挨拶が見られてよかった)。自分がTRIANGROOOVEを見たときはまだ研修生で、大阪の映画館で憧れのまなざしで見ていたことを思い出す、とのこと。まさか自分が入れるようなグループだとは考えていなく、とにかく素敵なお姉さん方というイメージだったらしいです。今回の公演も全国各地を回り、また武道館公演もあるので、かつての自分のような子たちにあこがれを抱かせられるように。そんなことを結構短く、ぱきっとまとめて喋っておられました。喋るのもとても上手になっているなぁとなんだかしみじみしてしまいました。
20.この世界は捨てたもんじゃない
もう記憶がほとんどない。ただ泣きそうになっていました。『がんばれないよ』からこの曲まではもう天にも昇るような心地でしたね。とにかく暖かく、穏やかで、幸せな気持ちに包まれました。
総観
さてさて、かなり長々と書いてしまい、1万字も突破してしまいましたがまだ書きたいことが少しばかり残っています。
昨日は本庄までのかなり長旅で、その旅の疲れからか神経が高ぶってしまいなかなか寝付けず、結果日付を跨いだことにようやく眠りにつくことができたのですが、体がぼろぼろで気が付けば起きたのは昼の12時を回った頃でした。そこから軽い昼食を食べ、シャワーを浴び、コーヒーを淹れ、それからようやくこの記事の制作に取り掛かったのが14時過ぎ。そして気が付けば時計の針は17時半を指し示しているではないですか。
いったい今日一日私は何をしていたんだろう。辛うじて記事を書きながら洗濯機は回しましたかね。でも、まだアイロンがかけられていない。明日着ていくワイシャツにアイロンをかけなくては。
そんな何とも言えない虚無感と疲労感に取り囲まれていながらも、やっぱり昨日のことを思い出し、そして記憶に刻み付けるようにしてこうやって文章にしているのはそれなりに充実していることではあります。
と、少し個人的な生活に関することが長くなってしまいました。こうしている間にも夕飯の時間がやってきます。いえ、一人暮らしなので夕飯の時間くらいいくらでも融通が利かせられるのですが。
今回のTRIANGROOOVE"2"を見て、私は何を感じるべきだったんでしょう。
もちろん前回は武道館公演で、今回私が見たのは本庄のあまり大きいとは言えないホールでの公演です。ステージの規模が違うのはわかり切っていることですので、正確な比較をするのれあれば、やはり武道館公演同士を比較すべきなんでしょう。でも、それに先んじてまずは予備検証みたいな感じで、現状できる比較をしておきべきかな、と。
とりあえず、セットリストは前回とは全然違うけれど、3ブロックに分けてそれぞれパフォーマンスをすることは踏襲するという「側」の差異はこれまで書いてきたとおりです。問題はJuice=Juiceというグループがどういう風に変わったのか、ということ。要するに、私が気になっているのは、「過去と近しいものをパフォーマンスすることによって、過去と現在の本質的な差分がわかるのではないか」ということなのです。それがわかると、Juice=Juiceの根幹である部分が何のか、そして歳月とともにどのようなものを獲得したのか、ということがわかるような気がする。より「Juice=Juiceとは何なのか?」ということが知れる。そういうことが私の心を射止めて離さないんだな、と思うわけです。
ま、そこまで高尚なものじゃなくて、また正確なものでもなくて、何となく感じたことを書いておこうと思います。
まず、感じたのは、過去のオリメンがいた頃のJuice=Juiceってもっと個人主義的な感じだったかもな、ということです。TRIANGROOOVE公演を観ても、あまり他のチームのことは気にせず、キュートならキュートに、セクシーならセクシーに、クールならクールに、といった感じで、とにかく自分の役割を全うしたパフォーマンスをしていたという印象があります。会場が広いことがそう思わせていたのかどうかわかりませんが、例えば、金朋たちのセクシーチームがどう『メロディーズ』を披露していようがそれはあまり関係なく、佳林ちゃんは自分の『Love Like Crazy』をクールにキメることだけに集中しているように見えました。
対して、今回のTRIANGROOOVEでは、結構あからさまにそれぞれのグループに対してのライバル意識みたいなものを感じた気がします。なんて言うか、どのグループが1番会場を盛り上げられるのかを競っているような雰囲気があったように思うのです。それは『イニミニマニモ』を披露したキュートチームでさえそうで、ただ可愛く見せるのではなく、Juice=Juiceらしく音楽で魂を震わせるというところには気を使っていたように感じました。それがただ上手く仮面を装えずに今のJuice=Juiceらしい力強さが出てしまっただけなのか、意識的に「他のチームには負けない」と表現を被せにいったのかは定かではありません。
ただ単純に「私たちは私たちらしく会場を盛り上げるぞ」と魅せにいった結果、そこにライバル意識が見えてしまったのか、あるいは意識的に競っているようなところがあったのか。しかし、いずれにせよ、なんていうかその見せ方の方向性が似通った部分があったというところが、今のJuice=Juiceが昔ほど個人主義ではなく、より1つの生命体として存在していることの証左なのかなと思いました。
それはもしかしたら、昔のJuice=Juiceの方が個性がはっきりしていたということに由来するものなのかもしれません。特にオリメンの5人は歌声も音楽やアイドルとの関わり方も目に見えて全然違っていました。もちろん昔も今も音楽が好きでパフォーマンスで観客と繋がるというコンセプトは大きくは変わっていないと思います。それでも今と比べると昔の方がもっとバラバラな個性を突き合わせている感はあったかと思います。
対して今のJuice=Juiceの強みは「まとまり」ですかね。そして、もっと他者に対して積極的に関りあっていっている感じがあります。オリメンは背中を預け合うような関係だったのに対して、今はよいみんなで中心に向かい合って、手を取り合っているイメージがあります。みっぷるやりさちの休業に対しても、かなり直接的な手厚い当人への気遣いが見えます。対して、佳林ちゃんが休業した時には、もっと間接的で「あんたがいなくても私たちが何とかするから、あんたはゆっくり休んどき」みたいな、そういうフォローの仕方だったように思います。その辺りでも、メンバーの個性って色々と変わってきているんだなと思います。
もちろんどっちが良いとか優れているとかっていう話ではなく、なんていうかそういう違いが何となく見えてくるよな、という話です。メンバーの休業に対する比較なんて今までしようとも思わなかったのですが、こうして「TRIANGROOOVEを比較する」ということをやっていった結果、そんなところに辿り着いた次第です。
同じJuice=Juiceだけれど、やっぱり時代によってメンバーはもちろん、グループとしての個性が違う。
3チームできっぱりと表現を分けて、ほかのチームが何をどうやっていようと関係ない。私たちは私たちの色を見せる。それもカッコイイ。
3チームで表現は分けるけれども、やるからにはほかのチームより絶対に会場を盛り上げて、印象を残してやる。そしてそうやって競い合うことで、結果的にライブ全体を盛り上げる。これもカッコイイ。
そういった時代における差分が見られることで、それぞれの時代におけるメンバー間の信頼関係の築き方も見えてくる。それは単に個々人の個性に則った話だけでは留まるものではなく、もっと一般的な世代間ギャップなのかもしれない。
少し話を逸らすと、M-1グランプリで絶対に優勝を勝ち取るという気持ちで臨んでおらず、ただ純粋に大会を盛り上げようとした令和ロマンが結果的に優勝する時代になった、みたいな。これもどっちがいいとかではなく、そういう時代の移り変わりの話。
そういう風に考えたりしてみると、やっぱりJuice=Juice、ハロプロって面白いなと思います。
最後に…
と、まとまったのかまとまっていないのかわかりませんが、なんて言うか普通に面白いライブでした。復習&予想をしたから楽しめた部分もありましたし、また過去との比較もできて色々と考えがいのあるライブでした。もちろんそんな小難しいこと抜きでも、普通に最高に盛り上がれて、大好きな音楽を沢山聴けた素敵なライブではありましたが。
来週の仙台も観に行くので、牛タンも食べつつ、満喫したいと思います。
それでは。