霏々

音楽や小説など

適応障害と診断されまして… vol.33

適応障害と診断されて47日目(11月30日)の夜にこの記事を書き始めています。今回もまただらだらとした日記になりますので、ご容赦ください。

 

前回

eishiminato.hatenablog.com

 

先に言っておきますが、昨日は午後から大学時代のバイト先の後輩たちとだらだらとお酒を飲み続けた結果、昨晩の分のお薬を飲めず、プラス若干の二日酔いです。夜8時くらいになって、今日の分のお薬を飲み、ようやく何かの行動を起こすだけの元気が出てきたため、こうして記事を書いています。が、やや頭がぼーっとしているので、いつもよりも酷い文章になってしまいそうな気がします。

 

 

1.適応障害と診断されて47日目~8時間ぶっ通し飲み~

この日は午後から大学時代のバイト先の後輩と会う約束をしています。午前中のうちから午後の予定が頭にちらついてしまい、何となく落ち着かない感じがあります。何年かぶりに会う相手もいるので、そのせいかもしれませんね。とは言え、楽しい予定のはずなので、変に嫌な気分になったりすることはありませんでした。

何もすることが無いなぁと思いながらシャワーを浴びたりしているうちに、何となく独り言が出始めてしまいます。これは適応障害の症状ではなく、単に私の持病みたいなものです。面接や学会など人の前で何かを発表したり説明したりする前などによく出るのですが、何もないときにもよく独り言を喋ってしまいます。いわば、このブログで音楽とかの考察記事に書いているようなことを延々と喋り続けてしまうのです。相手がいないにも関わらず、「この曲はこういうところがめちゃくちゃ良いんですよ。で、その音楽的な背景にはこれこれこういうことがあって、だからこそここの歌詞はこういう風に解釈ができて…」みたいなことをずうっと一人で喋り続けるわけです。

最初はたしか私が適応障害にかかったことを、今日の午後に会う相手に対して説明する予行演習としての独り言だったと思うのですが、気が付いたらいつぞやのブログに書いた「ミッドナイト・ゴスペル」の解釈についてずっと独り言を喋り続けてしまっていました。

 

eishiminato.hatenablog.com

 

上記リンク先の記事の内容をほとんど丸々喋り尽くしたように思います。自分でもどうしてそんなに長々と細かいところまで喋り続けられたのかわかりませんが、とにかく2時間弱くらいずうっと独り言を言い続けていました。気が付けば、もう寮を出なければいけない時間です。が、喋り続けていたせいで頭はもうくらくらします。この「独り言」に関しては、適応障害なんかよりもよっぽど深刻な病気なのかもしれませんね。

 

そんなこんなで昼過ぎからバイト先の後輩たちと合流。明るいうちから飲めるビールは格別ですね。何と言っても、このところ自分1人ではお酒を飲んでいないので、久しぶりのお酒というだけで嬉しいです。薬との兼ね合いのせいでどうせ飲めもしないのに、あまりにもお酒が飲みた過ぎたのか、先日スーパーに行った際にウイスキーを1本買ってしまいました。今もパソコンの右側には2本のウイスキーが並んでいます。あぁ、早く飲めるようになりたいですね。

適応障害」というものを説明するのも面倒だったので、とりあえず私は「うつ病で休職中」ということを明るく打ち明けて、それからはまたべらべらと喋り続けました。最初は良い塩梅で互いの近況報告だったのですが、いつの間にか私は自分の話ばかりし始めてしまいました。何とか途中途中でほかの人にも話を振るようにしたのですが、私のトーク力の無さのせいで、なんかずっと自分が喋っているような感じになってしまいました。今はみんな別々の環境で働いているわけですが(中には大学生もいました)、周りには後輩しかいないので、相当気を使わせていたことと思います。黙ろう、黙ろうと思っても、気を使われているのか何度も話を振られ、その度にまた私が喋り過ぎてしまう。落ち着かないから誰よりもお酒を飲み、気が付けばまた喋りまくってしまう。

そんなこんなで気が付けば、もう夜の10時になっていました。喋っていた内容はほとんど覚えていませんが、本当にしょうもないことばかりだったと思います。自分の性癖について多少話を刺激的に装飾しながら、あれやこれやと延々と喋り続けました。いま思い出しても自己嫌悪で落ち込んでしまいます。

きっとみんな私が躁うつ病の「躁」状態に入っていたと思っていたのかもしれません(笑)。本当に悪いことをしてしまいました。今後は自重するのはもちろんのこと、気を使わせるくらいならあまりそういう集まりに顔を出さない方がいいのかもしれませんね。誘ってもらえるのはとても嬉しいことですが。

 

どれくらい飲んだのかあまり覚えていませんが、ビール1杯、りんごサワー1杯、あとは安いハイボールをおそらくは10~15杯程度くらいじゃなかったかと思います。そのおかげで長く飲んでいる割にはそこまで気持ち悪くならずに済んだように思います。ただ当然ながらそれだけ酔っ払っていれば、お薬は飲むことができないので、その日は薬を飲むこともなく、そのまま寝ました。

そんな喋り続けた1日でした。正直、自分が自分で嫌いになります。

 

2.適応障害と診断されて48日目~引き籠り生活~

当然、二日酔いのせいで悪い気分の中、目を覚まします。体を起こしたくないのですが、お酒を飲み過ぎたせいでお腹を下してしまい、トイレとベッドを往復しながら午前中を過ごしました。例によって神経過敏の症状が割と強く出ているので、電気も点けず、ずっとイヤホンをして、寝たり起きたりを繰り返しました。いつもならイヤホンをして芸人のラジオを聞いていれば、そとの騒音は気にならないのですが、今日みたいに薬も飲んでないわ、二日酔いで体調悪いわ、みたいな日はイヤホン越しにでも騒音が気になります。眩しい太陽の光も脳に突き刺さるようで苦しいです。昨日は何時間も私のくだらない話を聞かされ続けた後輩たちが、今日はちゃんと働いている。そんなことを考えると罪悪感と自己嫌悪でめちゃくちゃ気が滅入りました。でも、抑うつ感というよりは、「あぁ、もう最悪…!何してんだ自分…!」という感じの怒りや苛立ちに近い感じだったので、とりあえずパニックになったりということはありませんでした。

ただ、部屋には食料がカップラーメン以外は何もなかったので、お昼は外に出て食べる必要があります。明らかな神経過敏の兆候があるにもかかわらず、外に出るのはリスキーでしたが、カップラーメンを食べて気分が悪くなるよりはマシなはずです。

※何回か前のブログで書きましたが、適応障害になる前にカップラーメンをよく食べる生活をしていたので、カップラーメンに対して変なトラウマ意識みたいなのができてしまっているのです。

仕方がないので、何とか気持ちを固めて外に出ます。良い天気ですが、それを気持ち良いとも感じることができず、最悪な気分で松屋を目指します。けれども、歩いているうちに何か居ても立っても居られなくなり、ちょっと走りだしてしまいます。いつもならダラダラと牛丼を食べ、何かYouTubeの動画を1本丸々見終わってから帰ったりするのですが、今日ばかりは一瞬で平らげ、逃げるようにして店を後にします。そこからはもう半狂乱になりながら、走って寮の部屋まで帰りました。寮のエレベーターで誰かに鉢合わせるのが恐いので、階段も駆け上がったほどです。

真っ暗な部屋でだらだらと汗を流す自分にはさすがに笑ってしまいました。これが8時間ぶっ通しで飲み続けた罰です。後輩にかけた迷惑をかけるとこんな罰じゃ全然足りない気もしますが(笑)。

 

そんな感じで今日は1日中、二日酔いによる下痢と神経過敏と寝技を掛け合うだけの日でした。

 

が、そんな1日にも発見はあります。ニコニコ動画をダラダラと見ていたときにふと1つのCM動画が目に入ります。

 

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Jimdoというホームページ作成に纏わる会社さんのCM動画ですが、これに使われている音楽がめちゃくちゃカッコいいと思いました。調べて見ると、waiaiさんという方の作った音楽らしいです。

 

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お洒落でカッコいいですよね。打ち込みで様々な音色をふんだんに使いながらも、ラフな雰囲気のリズムになっていますし、ミュートの入れ方、というか音の切り方が絶妙で1発で惚れてしまいました。他の楽曲では、waiaiさんの「ほほえみ(feat. ぷにぷに電機)」という楽曲は何となくtofubeatsの「水星」に近い雰囲気がありますね。

これからもっと色々な曲を聴かせていただきたいなぁと思いました。

 

ただ、全体としてはそんな感じでずっと部屋に引き籠っているだけの1日でした。おk酒はほどほどに。そして、お薬は確実に。

 

次回

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