個人的には「Vermelho Do Sol」が聴けて非常にテンション上がりました(本当は「Evita」も聴きたかったのですが、また今度の機会まで待とうと思います)。toconomaのラテン調の楽曲って盛り上がるし、カッコイイから大好きなんですよね。本日3回目のベースソロも、メンバーから「やり過ぎだよね」と演奏中に野次が飛ぶなど、非常に楽しかったです。ラストはもちろん「relive」。これも間違いなく盛り上がりましたし、一度ブレイクしてからのギター石橋さんの煽りにはもう心を射抜かれましたね。音楽って楽しい、最高!という高揚感を残して、メンバーが退場していったのですが、すぐにキーボードの西川さんが戻って来て、「ちょっと早く始めたじゃないですか。だから、あと5分残ってるらしくて。もう1曲」とまさかの嬉しいサプライズ。本当のラストは「Seesaw」で見事にチルしてくれました。これぞアラフォーの貫禄!素敵!イケおじ!…イケオジとはちょっと違うか笑
先日のTK from 凛として時雨の「egomaniac feedback tour 2021」の最終日、東京国際フォーラム公演に参加していたこともあって、あまり時雨のライブは久しぶりという感じがしなかったのかもしれません。しかし、会場入りしてハイネケンを飲みしばらく経ち、toeの「I dance alone(album.remix)」が流れ始めると、「あぁ、これこれ!」となんだか懐かしいものが込み上げてきました。そして、照明が落ち、会場のドアが閉鎖されるといつものSEが流れて来て、ざわざわと人が立ち上がり出す。荒々しいSEの音が、ザラザラとした感触で心臓を逆撫でるので、否が応でも興奮してしまいますね。
細かいセットリストは後で詳しく書きますが、新曲の「竜巻いて鮮脳」にイメージが繋がるような楽曲が多かったと思います。「竜巻いて鮮脳」の楽曲レビューもいずれやらなければと思っているのですが、荒々しい黒い夜の海上、遠くから雷雲が近づいて来る…そんなイメージが楽曲冒頭にはあります。したがって、ライブの前半はそんな時雨の「海」や「水」というイメージに近い楽曲が多く演奏された気がします。イメージカラーは「青」で、何となくアルバム「just A moment」を彷彿とさせます。じめじめとして、暗雲が頭上を覆う日が多いこの梅雨の時期にはぴったりだなと思わされました。
イントロの不穏な感じから、(何度も繰り返していますが)暗い空と海をイメージしていたので、「a 7days wonder」から「illusion is mine」までの一連の楽曲を、「竜巻いて鮮に脳の序章なのだ」と捉えられたのが感動を大きくしてくれたように思います。最近の天気の悪さから「just A moment」や「still a Sigure virgin?」辺りのアルバムを聴き返していたのも大きいです。
Disc1の方は副題に「The Best Juice 2019-2022」とあるように、2ndアルバム以降に発表されたシングルを集めた内容になっています。対して、Disc2の方は「The Brand-New Juice 2022」という副題が与えられており、現在の9人体制で新たに制作された内容です。先日、Juice=Juiceの歴史をまとめようともがいた記事を投稿いたしましたが、2022年現在においてJuice=Juiceは大きな転換点にいると私は考えています。
あまり他のアイドルの話をするのはどうかと思いますが、初期の東京女子流感を感じます。アルバム的には「キラリ☆」や「Killing Me Softly」の辺りですかね(どちらも編曲の大部分を松井寛さんが手がけており、今回の「terzo」において松井さん編曲の「ノクチルカ」が入っていることからも、当たり前と言えば当たり前の印象なのでしょうが)。どちらも大好きなアルバムです。コンセプトの統一感という意味では、Maison book girlやsora tob sakanaといった私の大好きなアイドルたちとも重なりますね。いずれもサクライケンタさんや照井順政さんといった強力なプロデューサー兼作曲家がついていますからね。私はどうしても「自分の趣味趣向をアイドルを通して発露している」という感じに弱いみたいです。
言わずと知れたJuice=Juiceの自己紹介ソングの2022年度版。1stアルバムの「First Squeeze! [Disc2]」にも収録されていますが、こちら「Girls Be Ambitous」とほんの少し表記が変わっているんですね。いま書きながら見返して気づきました。ボーカルだけでなく楽器も再録しているので、若干質感がアップデートされているのも嬉しいですね。より低音が効いていますし、ロック感も強まっています。
Greatest Of All Time=史上最高、という意味の曲名です。とてもお洒落なシティポップ的でアンニュイなAメロ、Bメロ。そして、それとは対極的に前向きで明るく元気を貰えるようなサビといった、不思議な質感の楽曲になっています。Aメロ、Bメロの感じはアルバムの中でも1,2位を争うくらい好きですね。
ちなみにハロステ版にはありませんが、Blu-ray版のサビ、「すっごい世界が知りたいの」のところでカメラ目線になる里愛ちゃんが好き過ぎます。ハロステで観て気になり、Blu-rayで観て完全に落とされました。もちろんその後の「すべては許せないけど」も最高で、Ultimate Juice Ver.として収録された本アルバム音源でもそのパートを守り切っているので、それもなんかとてつもなく嬉しいことです。タコちゃんの「滲んでる プラトニック・涙」も良いですよねー。
Ultimate Juice Ver.ということで、金朋・さゆき・佳林ちゃん・あーりー・るる・まなかん・タコちゃん・里愛ちゃん・れいれい・いちか氏・りさち・きんちゃん、という豪華な名前が歌詞カードには乗っております。それ以外の楽曲だと、まなかん⇒るる⇒れいれい⇒タコちゃん⇒里愛ちゃんとなっているのに、この曲だけ名前の順番が加入順になっているのも、なんかエモいです。金朋、佳林ちゃんはもちろん、さゆきの声が入っているのもとても嬉しいですし。ラストのフェイクと「すべては許せないけど」が佳林ちゃんというのも、なんかJuice=Juiceの歴史を体現しているようで良いですよね。3flower(いちか氏・りさち・きんちゃん)とは一緒に活動していなかったメンバーが重用されているのが、何と言うか先人たちへのリスペクトを感じます。メンバーはもちろんリスペクトしているのでしょうが、楽曲制作陣やスタッフも彼女たちをリスペクトしているのが伝わって来て、「ハロプロ最高!」となるんですよね。
決して現状に対する批判じゃないですし、これからのJuice=Juiceを応援していくことももちろんなんですが、こんな素敵な作品を出されてしまうと、ついつい懐古的になってしまいますね。アルバムの副題は「Brand New Juice」なわけですが、この楽曲に限って言えば、やはり曲の副題である「Ultimate Juice」がしっくりきます。
そして、先輩との温泉プチ旅行や、ずっと好きだったバンドのライブ(Lillies and Remains)、そういった楽しい時間を過ごせていたことも結構大きいですね。単純にここ1週間くらいでとても暖かくなったということも、好転の要因として挙げられるでしょう。が、やはりどうしても私には「体調が良くなったから、そういった幸せを享受できる」という感覚の方が強いのです。もう少し正確に言うのであれば、相乗効果と言う方が良いかもしれません。
そして、上司の奥様から頂いたバレンタインデーのお返しに紅茶を買ったのですが、自分用も買ったところこれがとても良い香りで高まります。あとは、学生時代に行きつけのラーメン屋の二号店が本店よりも行きやすいところにできてとても嬉しいです。ほかにも好きなバンド(Lillies and Remains)の新曲が昨年5月に出ていたことを知り、めちゃくちゃテンション上がりました。約6年半ぶりの新曲ですよ?嬉しいですね。
この時期は何と言っても、上述の通り、やなみんとゆかにゃの卒業が控えており、「微炭酸」と同時にやなみんの卒業曲である「Good bye & Good luck!」が発売され、「ひとそれ」と同時にゆかにゃの卒業曲である「25歳永遠説」が発売されました。というわけでかなりメモリアルな楽曲たちがあり、またお2人の卒業もかなり感動的なものではあったわけですが、それと同等にJuice=Juiceの楽曲テイストが変化した時期でもありました。
それまでのJ=Jは「Next is you!」を除けば、こういったシンプルなJ-POP的楽曲は少なく、色んな音楽ジャンルに挑戦していくという面白味がありました。それはやなるる(梁川奈々美ちゃんと段原瑠々ちゃん)が加入した後も、「Fiesta! Fiesta!」や「SEXY SXY」などで体現されていたように思います。なので、正直私はこの「微炭酸」が発表されたとき、「んー、J=J、どうしちゃったの?」と思ってしまいました。「普通のJ-POPやっちゃったら、そこら辺のアイドルと変わんないじゃん」というのが本音でしたね。「きっと、まなかんのダンスを活かしつつ、舞台「タイムリピート」から引っ張って、佳林ちゃん(宮本佳林)とまなかんのタッグを見せたかったんだろうな」なんて邪推もしたりしました。